合コン界のロベカルを目指す時に読みたい本。

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この記事のポイント。

合コンが上手な人。合コンが下手な人。このように、人間関係を技術論で考えるのが、「社会的スキル」という考え方になります。元ブラジル代表だったロベルト・カルロスも最初からサッカーが上手かった訳ではありません。

練習を重ねたからサッカーが上手くなったのです。人間関係も同じです。合コンや人づきあいが下手なのは単純に「練習不足」です。サッカーと同じように練習すれば必ず上達します。

大切なのは相川(2000)が主張する「思いをかたちに」するということ。どれだけ愛情があっても、言葉や態度という「かたち」にしなければ相手に伝わることはありません。合コンが上手くいかない時の一冊です。

▼本文はここからです。

合コンが下手な人。

合コンが上手な人。合コンが下手な人。よくこんな言い方をしますよね。もしくは、あの人は人づきあいが上手だとか、あの人は人づきあいが下手だ、と言ったりもします。このように、人間関係を技術論で考えるのが、「社会的スキル」という考え方です。

ピアノやサッカー、野球、水泳… 生まれて直ぐに上手だった人というのは、どこにもいないですよね。サッカーのメッシ選手も、野球のイチロー選手も、誰もがスタートは素人たったはずです。では、なぜある人は上手になり、ある人は下手なままなのか。それは、練習をしたかしないかの違いです。超一流の選手になれるかどうかは体格や運動能力によるとしても、練習を繰り返せば、サッカーも野球も水泳も、必ず上達します。

人間関係の練習不足。

「社会的スキル」という考え方によれば、サッカーや野球、水泳と、人間関係は同じになるのです。沢山会話をする機会があった人というのは、会話をする練習を沢山重ねてきたのと同じです。小さい頃から、「自分の感じていることを相手に伝える」という環境で育ってきたということは、「自分の感情を伝える練習」を、何百時間、何千時間と繰り返してきたと言えるわけです。「練習」をそれだけ重ねてきた人は、結果として人づきあいが上手になります。しかし、練習不足であれば、人づきあいが下手なことは当たり前になりますよね。

つまり、人づきあいが下手な人というのは、単純に「練習不足」なだけと言えるのです。もし、サッカーのリフティングが2回しかできない人がいたら、どのように声をかけるでしょうか。きっと、「毎日練習してみよう!」と声をかけますよね。なぜなら、練習を繰り返せば、必ず出来るようになることを誰もが知っているからです。合コンや人づきあいも同じです。練習を繰り返せば、必ず上達します。

思いをかたちに。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。相川(2000)によれば、「思いをかたちに」にすることが大事だと言います。 例えば合コンで、楽しい時、悲しい時、腹が立った時、嬉しい時、相手を好きになった時… その思いを「かたち」にしなければ、決して相手には伝わらないのです。どれだけ思いやりを持っていても、相手に対して愛情があったとしても、その思いが、言葉や仕草、態度や表情という「かたち」にならなければ、相手は理解してくれないわけです。

相川(2000)は、「思いをかたちにする」には、まずは、自分が何を思っているのかを知るということ。そして、その思いを相手に伝わるかたちに変換すること。最後に、相手に伝えること。という3つのステップが必要だと述べています。

思いをかたちにする3ステップ。

合コンで、最高にタイプの相手と出会えたとしましょう。まず、「どストライク! 神様ありがとう!」となりますよね。すると、「あっ、自分はあなたに会えてとても嬉しいし幸せな気持ちだ」という自分の思いが分かります。次に、その思いを態度、表情、声のトーン、言葉に変換します。相手に興味があるので体は前のめりですよね。この出会いが嬉しいし幸せな気分なのだから、表情は満面の笑顔です。声のトーンが暗いと笑顔が台無しになってしまうので、声のトーンは明るくなります。喜びを伝えるためにポジティブな言葉を選びます。最後に、「かたちに変換された思い」を実行して、相手に自分の気持ちを伝えればいいのです。

自分の思いを知ることが苦手な人もれば、自分の思いをどのかたちに変換するのかという部分が苦手な人もいます。思いを頭では適切なかたちに変換できても、実行するのが得意でない人もいます。人それぞれに、自分の得意な部分と苦手な部分があります。自分の得意な部分は更に伸ばし、自分が苦手な部分は、特に意識して練習を繰り返す。そうすれば、社会的スキルは必ず上達するはずです。そのことで、より快適な人間関係を築くことができるようになり、自分も周囲の人も、更に豊かな人生を生きることができるのではないかなと思います。

努力は楽しい。

一流選手は練習を沢山したから一流になれたのです。人づきあいが上手い人も練習を沢山したから人づきあいが上手になったのです。どちらにも共通しているのは、「沢山の練習」ということです。なぜ、沢山練習できたか。それは恐らく、「楽しかったから」ではないかなと思います。スポーツで言えば、練習を重ねる中で「辛い時」というのは沢山あるはずです。けれど、その辛さを乗り越えるほどの「楽しい」があるからこそ、沢山練習できたのではないかなと思います。

本来、頑張ることや練習すること、努力することというのは、誰にとっても楽しいものだと思います。なりたい自分に少しずつ近づいていくこと、自分の夢に向かって少しずつ進んでいくこと、これはとても楽しいですよね。合コンでも人間関係でも仕事でも、楽しんで努力することが大切な気がします。

聴くスキル、主張するスキル… という細かいスキルやテクニックもこの本には満載です。一度読んでみて損はないと思います。最後に、合コンが上手でなかったり、人づきあいが苦手だったとしても、それも一つの個性とも言えます。人づきあいが苦手でも、その人の価値が変わることはありません。河合隼雄先生が言うように、生き方に HOW TOは無いのです。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
相川充(2000)『人づきあいの技術:社会的スキルの心理学』サイエンス社

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この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

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