ビール瓶というセンタリング。

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ビール瓶はセンタリング。

飲食店で働いていますと、合コンの場に出くわすことは多くなります。ましてや、うちのお店では、店独自で合コンをセッティングしているので、これまでに数多くの合コンを見てきました。4000件以上は見てきていると思います。そのため、僕たちスタッフは「合コンを見るプロ」と言えると思います。

さて、合コンと言うとお酒を飲まれる方も多いですよね。僕の働いているお店は地方なので、東京辺りに比べるとお酒を飲む人の割合は低めです。車の代行代がかかってしまうので、飲まないという選択をされる方も多いのかもしれません(あとは、タイプの人が来たら飲むとか…)。

最近では、いきなりハイボールやレモンサワー辺りからスタートされる方も多いのですが、やっぱり一番多いのはビールです。仕事終わりのビール、そして、合コンのスタートでのビール、最高ですよね。

スタートはやっぱり瓶。

今回が、そのビールについてのお話です。僕の働いている店では、飲み会や合コンのビールは瓶と決まっています。理由は、シンプルで、飲み会がより盛り上がるからです。あとは、ビール通のよく言う、瓶ビールが一番美味しい説も多少関係あります。

注いだり、注がれたり、泡だらけになってしまったり、溢れてしまったりと、瓶がそこにあるだけで、飲み会がグッと盛り上がります。これを使わない手はありません。しかし、この瓶ビールの良さをしっかりと理解していない方が多いのではないか、というのが今回の話の内容です。ビール瓶はセンタリングなのです。

いきなりなんのこと! と思いますよね。けどこれ、飲食店の店員をやっている方には、結構理解してもらえるのではないかなと思います。まず、飲み会や合コンのスタート時を考えてみましょう。

飲み物が全員の手元に用意されました。ビールは瓶なので、まだグラスに入っていません。この状況、皆さんならどうしますか。

沈黙。とりあえず注いどく。とりあえずスルー。
色々な選択肢があります。が、ここは、迷わず注ぎにいきましょう。全力で注ぎましょう。理由なんかいりません。しいて言うなら、理由は、そこに瓶があるから。これだけで充分です。瓶ビールがテーブルに届いた瞬間、誰よりも早くビールを掴んでしまいましょう。

基本のスタンスは、欲しがらずにスマートに。

もし自分一人しかビールを飲まない場合でも、迷わず自分で注いでしまいましょう。迷わず注ぐこと。中途半端に誰かの「注ぎますよ!」を待っていてはいけません。「注ぎますよ」欲しがってる感、が出てしまいますから。さっと自分で注いでしまえば、とてもスマートです。

ただし、その一連の流れを止めるほどの力強さとスピード感、ちょっぴりの強引さを持つ「注ぎます!」がある時があります。その時は、その「注ぎます!」のスピードと力強さ、ちょっぴりの強引さに身を委ねてしまいましょう。ここは負けていいところです。

さて、ビール瓶がテーブルに運ばれて来たら、
①誰よりも早く瓶ビールを取りにいく。
②空いているグラスに注ぐ。
という流れ、ご理解頂けましたでしょうか。

ビールウォッチャーでは点が取れない。

なぜ、こんな話をしたかというと、ビール瓶がテーブルに運ばれてきても、そのまま見ている、という方が結構いるんです。そのまま、誰かがビールを注ぐのを待っている。完全なビールウォッチャーです(サッカーで、何の役にも立たずに突っ立ってボールを見てしまっている状態をボールウォッチャーと言います)。

それはとてももったいないことだと思うんです。
「なんで注がなきゃならないんですか?」という質問は愚問です。

逆に問いたいです。注がれたら嬉しくないでしょうか。今日一日頑張った自分、これから始まる合コンに燃えている自分、そんな時に、「お疲れ様でしたー」と言って、ビールを注がれたら、とても嬉しいですよね。

もしかしたらそこから恋が始まるかもしれません。ビールを注ぐ。たったこれだけで、相手を嬉しい気持ちにできるんです。やらない手はありません。

例えば合コンに行くと、誰もが自分にとってのいい人を探しています。つまり、点の取り合いなわけです。目には見えませんが、もし全てを数字にしたとしたら、容姿に○点、服装に○点、立ち居振る舞いに○点、話し方に○点、飲み方に○点、食べ方に○点、話す内容に○点…というように、相手グループの全てのメンバーに少しずつ得点が加算されていっているのです(これを頭で考えている人は少ないと思いますが、例えばの話です)。

ある人は、その点数が50点を超えたらデートしてもいいなと思うし、ある人は、80点を超えたらお付き合いしたいと思います。合コンスタート時、相手グループ全員が同じ点数で横並びだったとしましょう。

泡だらけは大チャンス。

早速乾杯に合わせてビールを注ごうと考えていた自分のグラスに、お相手からのカットイン。完全に不意を突かれたあなたは、ビールを注いでもらってしまいました。

「あっ!泡だらけになっちゃった!ごめんなさい!」
「全然大丈夫です!泡好きなんで!!」

どうでしょうか。二人の距離は嫌でも近づいてしまいます。先ほどまで横並びだった相手グループのなかで、一人だけ、ダントツで抜きでてしまいました。
まさに、happy アワー!。

泡なんか好きでもないのに。そんな小さいことはどうでもいいのです。これが、瓶ビールの魔力なのです。話を、ビール瓶はセンタリング。に戻しましょう。

合コンというフィールドで点を取る。

センタリングとは、サッカーで攻めている時に、サイドからゴール前にボールをパスすることを言います。そのセンタリングに合わせて、ゴール前で待ち構えている選手がゴールを狙いにいきます。

もう、分かりますよね。合コンのテーブルというのは、等々力のピッチのようなものなのです。つまり、サッカーのフィールド、しかもゴール前です。そのゴール前に、ビール瓶を僕たち飲食店の店員は、プレイヤーである、男性、女性にセンタリングという形でパスを出しているのです。

ノーマーク、ボールが来た、ゴールは目の前…。誰でも点を取りに行きますよね。ゴール前で、サッカー選手がボールを呑気に見ていたら…興醒めです。

ビール瓶が、テーブルに届いた瞬間…もうビール瓶の取り合い。俺が、私が…そんな合コンが増えてくれたら嬉しいなと思っています。そんなことを考えながら、今日もいいセンタリングがあげられるように、頑張りたいと思います。

合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

majima minoru

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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

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