合コン、これすなわち学問なり。と叫びたい時に読む本。

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人と人の交わり、これすなわち学問なり。2019年3月にパシフィコ横浜で行われた慶應義塾大学の卒業式。その中で紹介されていた福沢諭吉の言葉です。

知識や情報を得るだけでなく、自分だけの問いを持つこと。学んだことを疑い、常に自分の頭で考えること。「学び、問う」これが学問です。そして、ご飯を作ることも、風呂を沸かすことも、いかに生きるかということも、その全てが学問であると福沢諭吉は言います。

合コンも同じです。まずは沢山の情報や知識を得たり、経験を重ねる。そして自分だけの問いを持つ。学んだことを疑い、自分の頭で考えることが大切な気がします。合コンのバイブルです。

▼本文はここからです。

人と人との交わり、これすなわち学問なり。

どこの大学だったか正確には覚えていないのですが、ある大学の卒業式のスピーチの記事を読んだことがあります。そこで、

「人と人との交わり、これすなわち学問なり」

という福沢諭吉先生の言葉が紹介されていました。この言葉がとても心に残っていて、それ以来、いつか読んでみたいと思っていたのが、この『学問のすすめ』です。 皆さんは「学問」と聞くと、どのような印象を持つでしょうか。小学校、中学校、高校…勉強が苦痛だった方も多いのではないかなと思います。ちなみに僕は、高校からが特に苦痛でした。学校の勉強が全然面白くなかった。

確か、元リクルートの藤原和博さんが「勉強とは、勉めて強いると書くように、苦痛を伴うこともある」とおっしゃっていた気がしますが、まさにその通りで勉強って、時に苦痛を伴いますよね。ただ、その苦痛は成長するためや、自分を磨くために必要な苦痛であり、その苦痛からは逃げてはいけない、のではないかなと今は思っています。

と言っても、僕はその苦痛から逃げてしまった人間なので、あまり偉そうなことは言えません。「あの時は辛くて逃げてしまったなー」と気づいた時に、もう一度やり直せばいいのだと思っています。あれだけ辛かった勉強も10年後、20年後にやってみると、案外面白いものだし、気づかされることもたくさんあります。「自分を作る」という視点から見ると、勉強はとても大切なものだなと感じています。

学ぶ。そして問う。

話が脇道にそれましたが、この本に出てくるのは「学問」です。
学んで、問う。
つまり、勉強と学問は違うんです。色々な本を読んだり、色々な人に話を聞いたりして知識や情報を得ます。これが学ぶことです。更にそこから、自分だけの問いを持つ。学んだことを疑う、と言ってもいいかもしれませんし、学んで更に自分の頭で考える、と言ってもいいかもしれません。

この「問うこと」が成長していくためには必要なのだと思います。人の言うことを鵜呑みにしていたり、自分の頭で考えていなかったら、成長できないですよね。人の言うことは、一つの意見としてしっかりと学ぶ、そして、そこから自分なりの問いをもつ。「本当にそうなのかな」、「実は違うんじゃないのかな」と繰り返し問いかけていく訳です。

すると、新しい答えが見えてくるかもしれないし、結局元の答えに戻ってくるかもしれません。どちらにしても寄り道した分、その答えに「深み」が出てくるのは間違いないことだと思います。この本にも出てきますが、ガリレオやニュートン、ワットは、「当たり前」の物事に「疑い」を持ったからこそ、真理に辿りつくことができたんですよね。

全てが学問である。

飯を炊くことも、風呂を沸かすこと、天下国家を論じること、帳簿のつけ方を知ること、時代の趨勢を察すること、人生をいかに生きるかということ、全てが学問であると福沢諭吉先生は述べています。この学んで、問うという作業、つまり、日々「学問する」という姿勢を持つことが出来れば、長い人生でより多くのものを得ることができるのではないのでしょうか。

幸せになるための学問、「実学」。

そして、福沢諭吉先生の有名な教えの一つに、「実学」というものがあります。福沢諭吉先生の言葉を借りれば、「日常生活に必要な実用の学問」ということです。つまり、学んだことが日常生活に活かせなく、社会の役に立ったりしない、そのような学問のための学問には意味がないということ。あくまで学問は、事を成就するための手段でしかないということです。 例えば数学を考えてみましょう。数学では一つの答えに辿り着くためにいくつかのパターンがある。そのため、数学的な思考を身につけると、「他に良い方法はないかな」というように、物事を色々な角度から見ることが出来るようになる。だから数学は生きていくためにとても役に立つ。とある先生が言っていたのを聞いたことがあります。まさに「実学」と言えますよね。

この「実学」、僕的に解釈するならば、事を成すために、幸せになるために学問がある、ということだと思います。高校や大学に入るためではなく、事を成すために学問というものがあるのです。幸せになるため、事を成すための手段である学問、その学問の道具の一つが本であり、小学校や中学校の勉強であり、人との交わりなのだと思います。

さて、この『学問のすすめ』なのですが、十七編から成り立っています。「人間は「人望ある人」にならなければならない」という第十七編は、既に合コンに参加している人、これから合コンに参加する予定の人、全ての人に是非とも読んでもらいたい内容になっています。

福沢諭吉先生の思う、合コンでモテる人。

福沢諭吉先生は、交際上手は明るく元気な人であると述べています。そして、明るく元気な人になるために、顔つきや話し方くらいは、努力することができると言います。たしかにその通りですよね。合コンのスタートでも、相手が明るく元気だったとしたら、「あっ、いいな」とか、「今日は楽しくなりそうだか」という印象を持つと思います。

そして、この明るく元気にというのは、福沢諭吉先生が言うように、誰でも出来るんですよね。本当の意味で明るく元気になれるかどうかは別として、「明るく元気」な挨拶や表情をすることは頑張れば出来るはずです。その小さな努力を積み重ねていくことがとても大切なことなのだと思います。

福沢諭吉先生が教える、人生が楽しくなる方法。

更に、友達が多いと人生は百倍楽しくなる、古い友を忘れず、新しい友を求めるべきである、とも述べています。 僕には、ドンドン合コンしようぜ! と、福沢諭吉先生が言っているように聞こえます。合コンで出会う相手に、恋愛や結婚だけを求めるのではなく、友達として見てみると、合コンが更に楽しくなってくるように思います。彼氏や彼女を探して参加した合コンで、同性でも異性でも、一生の友達と出会えたとしたら、とても素敵なことですよね。

十人会って一人の友人ができればいいほうだ、と福沢諭吉先生が述べているように、自分と気の合う人と知り合える確率なんてそんなものです。彼氏や彼女にしたい人と出会える確率も同じくらいだとすると、恋人だけを求めて2対2の合コンに参加した場合、5回で1人「恋人候補」に会えます。しかし、友達も探そうと考えて合コンに参加していると、5回で1人の「気の合う友達」と、1人の「恋人候補」に出会えてしまいます。友達も増えて、恋人もできたら、世界が広がり、人生が更に楽しくなりますよね。

福沢諭吉先生が教える、合コンでモテる方法。

福沢諭吉先生は、友人を得たいのならば、まず人を好きになること。と述べています。合コンでもそうですよね。どうにもならない時は別として、まずはその人を好きになってみる。良いところを探してみるとも言えるかもしれません。明るく元気に、そして人を好きになってみる。「学んで問う」姿勢で合コンに参加することで合コンの価値は更に高くなっていくのではないかなと思います。まさに、「合コンのすすめ」です。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

福沢諭吉(著)・岬龍一郎(訳)(2014)『学問のすすめ:自分の道を自分で切りひらくために』kindle版(2011年刊行本が底本・2019年ダウンロード),PHP研究所

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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

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