合コンで、相手の職業に引っかかった時に読む本。

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興奮度★★★

この記事のポイント。

近い将来、モビリティ革命が私たちの世界をガラリと変えます。自動運転、ライドシェア、電車、バス、タクシー、自転車シェア… 様々な交通の仕組みがシームレスに使えるようになり、私たちの生活の利便性を高めてくれます。

移動の概念が変わると生活や街並みも変わります。サービス業や金融、小売業の形も変わっていきます。今の仕事は無くなるかもしれません。だとすると、合コンで職業を重視しても仕方ないですよね。大切なのは、変化に柔軟に対応できる人なのかどうか、ということのような気がします。

変化の時代、「正解」な相手を探すのではなく、好きになった人と「正解」を共に作っていくという生き方が必要になるのではないでしょうか。モビリティ革命が始まる前に読みたい一冊です。

▼本文はここからです。

モビリティ革命がやってくる。

「MaaS」聞きなれない言葉ですよね。
モビリティ・アズ・ア・サービスの略で、ざっくり言うと、「移動サービスを提供しましょう」ということだといいます。

このところ、ニュースや新聞でも、人工知能、AI、IoT、という単語を聞かない日はありません。
ここから10年、20年、30年で、世界がガラリとと変わる、ということはよく言われています。その時代、車や移動サービスの在り方も変わります。そのことについて書かれている本です。

現在、車といえば真っ先に出てくるのが自動運転です。ニュースでもよく取り上げられているので、皆さんご存知ですよね。
自動運転になったら、生活がガラリと変わり、きっとすごく便利になります

MaaSが移動の概念を変える。

ただ、「MaaS」という概念は、自動運転だけではないんです。
自動運転、ライドシェア、電車、バス、タクシー、そして自転車シェア… 色々な交通の仕組みをシームレスに使えるようにして、私たちの生活の利便性を高めてくれる、それが「MaaS」なのです。

例えば、車を所有すると維持費って、バカにならないですよね。
しかも、大半の人が一日のうち、つかっていない時間の方が多いと思います。例えば僕の場合は、職場までの往復にしか使わないので、一日1時間しか使っていません。

それなのに、車のローン、ガソリン代、自動車税、タイヤ交換、オイル交換…というように、維持費は安いとはいえません。それでも、地方では、一人一台が当たり前になっています。

東京のような大都市ならまだしも、地方社会ではその維持費に勝るほどの利便性がまだまだあるのだと思います。
実際、僕の住んでいる茨城県では、車のない生活は考えられません。電車やバス、タクシーもありますが、とても不便です。そのため、大多数の知り合いは一人一台、車を所有しています。

移動の概念が変わることで、社会も変わる。

本書で紹介されている「MaaS」が実現されれば、自動運転、ライドシェア、電車、バス、タクシー、そして自転車シェア… 色々な交通の仕組みを組み合わせることで、自分で車を所有するよりも移動が便利になり、経済的にも環境にもやさしい社会がやってきます。

そうなると、地方でも一人一台という常識が変わっていくのは想像できます。自分の車じゃなくても、快適にストレスなく職場に行けて、遠出したければ、シェア自動車があり、お酒を飲んでも自動運転タクシーが送ってくれる…。
そうした社会になると、生活だけでなく、街並みもきっと変わります。

そして、サービス業や金融、小売業など、全ての産業が生まれ変わっていく可能性があります。
その点についても、本書で詳しく論じられています。

僕は「MaaS」の専門家ではなく、詳しくは語れないので、詳細は是非この本を読んでみてください。
未来を掴めるような感覚がして、とても面白いです。

そして、僕が「MaaS」について書かれたこの本を読んでいて強く感じることは、世界がガラリと変わる、ということです。

自動運転になったら生活が楽になりそう、というのは想像できます。
ただ、それよりも、もっと大きな変化が起こっていくのだと思います。10年前、今のようにスマホが世界中に普及する世界を想像できていたのは、少数の人たちだと思います。

「MaaS」によって、それと、同じ、それ以上の変化が起きてくるのだと思います。

自分の中に、時間軸をプラスする。

さて、ここで、合コンついて考えてみましょう。
合コンで、「いいね!」とか、「どうでもいいね!」と感じた時、10年後や20年後も想像してみているでしょうか。

顔や服装は変わっていきますよね。
まあそれはよしとしましょう。

「MaaS」によって、社会の構造が変わっていき、仕事も変わっているかもしれません。
例えば、ディーラーの営業マンの男性と出会ったとして、10年後、20年後、30年後、そのまま営業マンでいるかどうかはわからない訳です。
なぜなら、今の時代より、はるかに新車が売れなくなると予想できるからです。

「MaaS」が確立されれば、そもそも車を所有する人は減るはずです。
スマホ一つでストレスなく移動の予約から決済まで完了し、移動もスムーズに行えるのであれば、あえて自分の車を持つメリットはあまりありません。

そして、日本は少子化&高齢化です。
自分が高齢になった時、いつでもストレスなく移動できるのであれば、自分の車を持つ必要はなくなるでしょう。
もちろん、職業自体は無くなっていないかもしれません。ただ、車を売る、という状況でいえば、今より状況は厳しくなっているのは間違いないと思います。

変化に対応できる柔軟な「生きる姿勢」。

では、車の営業マンはやめたほうがいいのでしょうか。
きっと、そういう単純なことではないですよね。

大切なのは、その人が変化に柔軟に対応できる人なのか。
ということだと思います。言いかえれば、生き抜く力があるのかどうか。もちろんこれは、自分自身についても言えます。

言われたことをやっていれば、今の仕事を一生懸命やっていれば、あとは会社が決まった給料をずっとくれる。そんな時代ではなくなっていく、ということなのだと思います。
その変化に、柔軟に対応できなければ生きていけません。

合コンで相手の職業は気になる、という方も中にはいらっしゃると思います。
ただ、どんな職業についているのか、ということだけを重視するのではなく、その人がどれだけ変化に強いのか。というところまで見極めてみるのも楽しいかもしれません。

僕の知り合いのある女性で、年収1000万の男性を探している方がいます。
それは悪くないと思います。
茨城県で言うと、確か3%くらい(結婚している人含む)だった気がするので、出会える確率、そして、そこからうまくいく確率はかなり低いですが… 本人の目標がそれならば全然ありな選択だと思います。

ただ、大事なのは、現在年収1000万の男性が、10年後や20年後、社会が大きく変わっていくなかで、そのまま給料が上がっていったり、年収1000万をキープできるかどうかはなんとも言えない、というところです。

今目に見えているものだけを重視するのではなく、これから先、時代の変化に合わせて、変化に柔軟に対応できる人なのかどうか。そのことがとても大切な気がします。もし、年収500万になってしまったら離婚するのでしょうか(ここで、きっぱり離婚する方はカッコいい!もうそれは何も言えません!)。ただ、それも寂しい気がします。

正解を、二人で作っていく生き方。

そこで、僕がその女性に提案したいのは、
「二人で1000万を目指す生き方」です。
年収1000万の相手を見つけるのでなくて、二人で一緒に年収1000万を目指すんです。何かワクワクしてくるのは僕だけでしょうか。

投資を始めてみるのもいいし、二人で副業を、やってみるのも、事業を始めてみるのもいいですよね。茨城県で年収1000万の人と出会える確率と、二人で始めたことがうまくいく確率、どちらが高いのかはわかりません。

ただ、たった一度の人生です。
そして、その人生を送る社会は、これから先大きな転換点を迎えようとしています。
これからの時代、相手に「正解」をもとめるのではなく、「正解」を相手と共に作っていく、そういう生き方が必要になってくるのではないかなと思います。

会社に入ればよっぽどのことがない限りクビにもならず、定年までは安定して給料が上がっていく…。
人口が減少局面に入り、少子高齢化が進むこれからの日本で、今までの社会がずっと続くことは、恐らくありません。

未来を明るくするには、変化に備え、変化に柔軟に対応していくことが大切である。
そのことを改めて教えてくれる一冊です。

【引用・参考文献】
日高洋祐ほか(2018)『MaaS:モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』日経BP社

プロフィール
この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

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