合コンでの「選択」が分かる本。

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今日は、『1%の努力』(ひろゆき,ダイヤモンド社)を参考に、合コンでの「選択」について書いてみます。「やりたいこと」がコインの表であるなら、「やらないこと」がコインの裏です。

興奮度★★★★


やりたいこと。好きなこと。

イチローさんの「やりたいこと」は、きっと野球なのだと思います。小澤征爾さんの「やりたいこと」は、きっと音楽なのだと思います。さんまさんの「やりたいこと」は笑いなのだと思います。三浦知良さんの「やりたいこと」はサッカーなのだと思います。

言い方を変えると、「好きなこと」とも言えます。イチローさんの「好きなこと」はきっと野球で、小澤征爾さんの「好きなこと」はきっと音楽です。さんまさんの「好きなこと」は笑いで、三浦知良さんの「好きなこと」はサッカーです。

自分のやりたいこと。これがわかっている人は幸せです。自分の好きなこと、これを見つけた人は幸せです。

逆に、「やりたいこと」や「好きなこと」が無ければ、どれだけお金を持っていても、どれだけ有名でも、どれだけ成功しても幸せにはなれません。なぜなら、どこまでいっても「満足」できないからです。

壺の話。

『1%の努力』(ひろゆき,ダイヤモンド社)には、有名な壺の話が載っています。少し長くなりますが、要約してみます。

ある大学の授業で、「クイズの時間だ」と教授が言い、大きな壺を教壇に置きます。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めます。

壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞きます。「この壺は満杯?」教室中の学生が「はい」と答えます。

「本当?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出します。そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていきます。

そしてもう一度聞きます。「この壺は満杯?」一人の生徒が「多分違う」と答えます。教授は「そうだ」と笑い、今度は砂の入ったバケツを取り出します。それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけます。

「この壺はこれでいっぱいになった?」学生は声を揃えて、「いや」と答えます。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注ぎます。彼は学生に最後の質問を投げかけます。

「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

一人の学生が手を挙げた。「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」

「それは違う」と教授は言います。

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」

君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始めます。それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。

ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。

もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。

そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。

ひろゆき[西村博之](2020)『1%の努力』ダイヤモンド社から要約

「これさえあれば何もいらない」は最強。

自分にとって一番大きな岩である、一番重要なものとは一体何なのか。とても考えさせられる話です。「重要なもの」が1つの人もいれば、3つ、4つ、5つ… とある人もいるはずです。

言うまでもなく、「重要なもの」が一つの人は強いです。「これさえあれば何もいらない!」というものが一つだけあり、それさえ得られるのであれば、他のものは諦められる。

例えば「重要なもの」が、「絵を描くこと」の人を考えてみましょう。この人は、「絵を描くこと」が自分にとって何より大切です。むしろ、「絵を描くこと」が何より好きです。そして、絵を描いている時間が幸せです。

人生という壺の中に、何よりも先に「絵を描くこと」という大きな岩を入れたわけです。すると、あとは空いたスペースに砂利や砂、水が入るだけです。この人にとって、友達と遊ぶことは砂利であり、成功することは砂であり、結婚することは水です。

もちろん、この人が成功するかもしれないし、結婚するかもしれません。しかし、この人の場合、成功や結婚はあくまで結果であり、目的ではありません。本人は成功してもしなくても満足だし、結婚してもしなくても満足しています。

なぜなら、自分の人生という壺の中に、「絵を描くこと」という大きな岩が入っているからです。ちなみに、『1%の努力』(ひろゆき,ダイヤモンド社)の著者であるひろゆきさんの大きな岩は、「睡眠」だそうです。

合コンの壺。

こうしてみてみると、自分は、自分の人生という壺の中に、一体どんな大きな岩を入れたいのか、ということを考えることは、「どんな岩を入れないのか」ということに通じていることに気づきます。

合コンで考えてみましょう。「自分の壺に入れる大きな岩は結婚!」なのであれば、結婚できる相手と結婚すればいい訳です。「自分の壺に入れる大きな岩は、好きな人との恋愛!」なのであれば、好きな人ができるまで待てばいい訳です。

前者の場合、「結婚」という大きな岩を入れるために「恋愛」という岩は小さくするしかありません。逆に後者の場合、「恋愛」という大きな岩を入れるために「結婚」という岩は小さくするしかありません。

「自分の壺に入れる大きな岩は、年収1000万の恋人!」なのであれば、年収1000万の人に手当たり次第、告白すればいい訳です。「自分の壺に入れる大きな岩は、とにかくイイ顔の恋人!」なのであれば、美男美女に手当たり次第に告白すればいい訳です。

前者の場合、「年収1000万の恋人」という大きな岩を入れるために「顔、性格、相性」という岩は小さくするしかありません。後者の場合、「イイ顔の恋人」という大きな岩を入れるために「年収、性格、相性」という岩は小さくするしかありません。

何かを選ぶことは、何かを捨てることです。自分は何をやらないのか。そして、何を捨てるのか。「やりたいこと」がコインの表であるなら、「やらないこと」がコインの裏です。

壺の中に大きな岩がいくつも入れば何も問題ありません。しかし、壺に入る大きな岩の量は限られています。そして、壺の中身は外からは見えません。大きな壺もあれば小さな壺もあります。

大切なのは大きさではなく、中に何が入っているかです。砂利や砂、水で満たすのではなく、大きな岩をまずは入れてしまうことです。ただ、その大きな岩が何か分からないからこそ困っています。そんな時はどうすればいいのか。

「好きなこと」のない人にはどうするのか。そのときは、それが出てくるまで待つのである。一年、ときにはニ年待って、何であれ「好きなこと」が出てくると、私は長い冬の後で草花の芽を見つけたような気持ちになるのである。

河合隼雄(1995)『日本人とアイデンティティ:心理療法家の着想』講談社,p.338

大きな岩が分からなければ、無理に探すのではなく、やるべきことをしっかりして後は待つことです。また、もし自分の壺が砂利や砂や水で満たされてしまっているのであれば、一度ひっくり返せばいいだけの話です。のんびりいきましょう。

本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】

河合隼雄(1995)『日本人とアイデンティティ:心理療法家の着想』講談社

ひろゆき[西村博之](2020)『1%の努力』ダイヤモンド社



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