合コンで相手の年収が気になる。それは自分がどんな生き方をしたいのかを考えるチャンスです。そんな時に読む本。

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この記事のポイント。

合コンで、「相手の年収が気になる!」そんな時ありますよね。けれど、恐らく、お金が欲しいわけでも、お金が好きなわけでもありません。西村(2019)が述べているように、本当に欲しいものはお金ではなく「安心」という「不安を感じない状態」なのではないかと思います。

お金があれば急なトラブルにも対応できるし、行きたい時に海外旅行に行くこともできます。行動範囲が広くなり、圧倒的に自由に生きることができます。こう考えると、お金はあればあるほど良いような気がしてきます。

けれど、西村(2019)が述べているように、「そのことで失うもの」もしっかりと意識していることが大切な気がします。多くの人にとって、お金を稼ぐことが人生の目的ではないはずです。人生の目的を達成するための手段の一つとしてお金が必要になってくるのです。

お金があるから幸せな訳ではなく、幸せになるための手段の一つにお金が必要になるんですよね。自分が本当に求めているものは「何なのか」そんなことを考えさせてくれる一冊です。

▼本文はここからです。

本当に欲しいもの。

つまり、皆さんが本当に欲しいのは、「お金」じゃなくて、「安心」なんじゃないでしょうか。安心……つまり「不安を感じない状態」が欲しいんです。(ひろゆき,2019,p.5)

いきなり引用からのスタートですみません。
ひろゆきさんの本が人気があるのは知っていたのですが、今まで読んだことがなく、今回初めて読みました。
いきなり引用した文は、この本の「まえがき」に書かれています。確かにその通りだなー、と感じました。

毎日普通に暮らせるという、「安心」があるならばお金なんていらないのかもしれません。

日本にいるのであれば、この本にも出てきますが…最悪働けなくなったとしても、生活保護を使えば生きてはいけるんですよね。けれど、何か生活保護を受けるというと、なんか情けないと感じたり、出来る限りそうならないように頑張ろう!、と思う自分がいたりします。
しっかりとした制度としてあるので全然問題はないのですが、周りに迷惑をかけたくない…というような日本人らしさ? がそこに関係しているのかもしれません。

ベーシックインカムのある生活。

ひろゆきさんも本で述べているように、僕もどうにもならない時は迷わず使うはずです。この点は人それぞれ感じ方や考え方があるとは思いますが、この本でひろゆきさんは「ベーシックインカム」を導入するメリットを何度も述べています。

ご存知の方も多いと思い思いますが、ベーシックインカムとは、政府が一定のお金を国民全員に分配する仕組みのことです。
ひろゆきさんの考えでは、1人毎月7万円くらいからなら可能なのではないか、とのこと。つまり、働かなくても、働いても、毎月7万円もらえる。
2人なら14万円で、4人家族なら28万円です。贅沢はできないかもしれませんが、節約すればなんとか生活できないことはなさそうな気がしますよね。

このベーシックインカムを導入することのメリットや、ベーシックインカムに対する考え方は、直接本を読んでみるのが一番だと思います。
冒頭でいきなり引用したように、「あー確かにそれはあるかもなー」と感じる部分が僕はとても多かったです。

お金を使わない生き方。

さて、この本ではひろゆきさんのお金に対する考え方が述べられていますが、その中で、僕が面白いと感じたのは、「お金を使わない生き方」という部分です。まず、大前提としてひろゆきさんは世間一般でいうお金持ちの部分に入ります。ただ、

お金を持っても大して人生変わらない。(ひろゆき,2019,p.67)

と、さらりと述べます。
これは僕には分かりません。なぜか。お金持ちじゃないからです。
しかし、想像してみると、確かにそうなんだろうな、という気はしています。

高価なモノと、安価なモノ。

高価なものを買えば、確かにその時のテンションは上がりますし、数日間は高揚感よようなものを味わえている気がします。
けれど、次第にその感覚は薄れていきます。iphoneを新しく買い替えた時は、あれだけ嬉しかったのに、2年経ったら、あの感動はすっかり感じません。誰しもこのような経験をしていることと思います。

逆に、値段は安くてもずっと大切に使っていたりするものもあるわけです。
つまり、高価だから価値があるわけではなく、自分にとって価値のあるものが意味があるんですよね。
自分にとって価値のあるものであれば、値段は関係なくなるのだと思います。

大切なのは自分の価値の基準。

だとすると、重要になるのは、自分にとって価値のあるものやコトをしっかりと、自分自身で知っているということになります。
人と比べるのではなく、自分の基準をしっかりともつこと。

自分にとって価値のあるもの、コト、に大してお金がかからないとしたら、年収1000万円も…資産1億円も…必要なくなりますよね。
逆の場合、つまり自分にとって価値のあるコト全てにお金がかかるのであれば、お金を全力で稼ぎましょう。

ある人は、本が好きで休みの日は一日中本を読んでいる。
ある人は、映画が好きで休みの日は一日映画を観ている。
ある人は、サーフィンが好きで休みの日は一日中海にいる。

年収1000万で犠牲にするモノ。

もしこのような人がいたなら、年収1000万円も、資産1億円も必要ないのではないでしょうか。
もちろん、お金があるに越したことはありません。お金があれば海外旅行にいつでも行けたり、突然車が欲しくなっても直ぐに買えます。行動範囲も広がり、自由に生きることができるようになります。
お金に縛られずに生きていくことができます。

しかし、この本でひろゆきさんも述べているように、「そのことで失うもの」もしっかりと意識しておくことは、とても大切なことだと思います。

言い換えれば、そのお金を手に入れるために、自分は何を犠牲にしているのか。
このことをしっかりと自覚する必要があるのです。
このことをしっかりと意識していないと、人生で、自分は何がしたいのかが分からなくなってしまうのではないでしょうか。

自分が本当に求めているものをもう一度考える。

多くの人にとって、人生の目的がお金を稼ぐことではないはずです。
人生の目的を達成するための手段の一つにお金が必要になってくるのです。

合コンで、恋愛で、結婚で、お互いに年収が気になるのは当たり前なことな気がしますし、パートナーの年収が少しでも高い方が良いと思うのは自然なことだと思います。
もし、これから子育てをするということを考えたりすると、相手の年収が少しでも高ければ、お金の面で言えば安心してなんの不安もなく子育てができるわけです。高い年収に惹かれるのは当たり前のことです。

ただ、一度は、自分が求めているものは、本当にその生活なのか。
ということを考えてみるのも楽しいかもしれません。
子育てや生活に最低限のお金は絶対に必要です。しかし、お金があれば幸せになれるわけではありません。お金持ちであるひろゆきさんも、

幸せは、お金では、買えない。(ひろゆき,2019,p.71)

と述べています。
きっと、そんなこと知ってる。と誰も思うと思います。

けれど、改めてこの言葉をもう一度噛み締めてみるのは大切だと思います。
その人といると、なぜか話がとまらない。
なぜかその人の前では緊張しない。
その人の前では、ありのままの自分でいられる感じがする。
その人の前では頑張らなくてもいられる。
その人のためなら、必死に頑張れる。

お金で買えるものがあれば、お金では買えないものもあります。
お金で得られる幸せもあれば、お金では買えない幸せもあります。

そういえば、合コンでお金の話ってあまりしないですよね。
お金のこともドンドン語りあってみるのも楽しそうです。人とどう付き合うかということと同じ位、お金とどう付き合っていくのかということも大切な気がしています。

【引用・参考文献】
ひろゆき(西村博之)(2019)『これからを生きるための無敵の お金のはなし』興陽館

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