合コンのバイブルです。

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この記事のポイント。

「合コンを制す者は、ビジネスを制する」石原(2008)は言います。それは、合コンでモテるために必要な能力が、ビジネスでも必須の能力だからです。その能力とは石原(2008)によれば、攻め込み力。アピール力。持ち上げ力。ムードメイク力。切り替え力。チームワーク力。ドタンバ力。の7つです。

また、アナリストのフェルディナント・ヤマグチは、「努力もしないで、成果を得ようなんてムシがよすぎます。愚痴をたれる前に、実力を磨かねばならないのはビジネスも合コンも一緒です」と述べています。

想像してみて下さい。7つの合コン力に更に磨きのかかった自分。合コンだけでなく、仕事でも大きな成果を手にしているはずです。全ての合コンニストに捧げたい一冊です。

▼本文はここからです。

合コンを制す者は、ビジネスを制する。

合コンのバイブルと言っても過言ではない一冊です。この本で、石原(2008)は 「合コンを制す者は、ビジネスを制する」、「合コン、それは修練の場なり!」と言います。とてもインパクトがあるし、説得力のある言葉ですよね。例えば、もし自分が車や家を買うとして、どんな人から買いたいと思うでしょうか。もしくは、自分が何かを学ぶとして、どのような人から学びたいでしょうか。

合コンでモテている人と合コンでモテていない人がいたら、きっと前者から買いたくなるし、前者から学びたいと思うのではないでしょうか。なぜなら、合コンでモテる人というのは、初めて会ってからのたったの数時間の間で相手に好感を持たせることができる人だからです。それは、持って生まれた才能かもしれないし、努力して手に入れたものかもしれません。はたまた、素のその人の魅力かもしれません。

モテる人が持っている「なにか」。

どちらにしても、合コンでモテる人は「なにか」を持っているからこそ、たったの数時間でモテてしまうのだと思います。そして、その「なにか」というのは仕事にも通じているのだと思います。その「なにか」を知ることができれば、誰もが合コンで更に輝けるようになりますよね。そして、仕事もできるようになるはずです。

この本で石原(2008)は、その「なにか」とは、「攻め込み力」「アピール力」「持ち上げ力」「ムードメイク力」「切り替え力」「チームワーク力」「ドタンバ力」の7つだと言います。

攻め込み力。

まず「攻め込み力」です。「攻め込み力」とは、その名の通りチャンスで一気に攻め込む力のことになります。目の前にチャンスがやってきた時、指を咥えて突っ立っていては何も始まらないですよね。失敗を恐れず、果敢に攻め込む力が合コンでは必要になります。タイプの異性に出会えた時、例え負ける可能性が高かったとしても、成功する確率がかなり低かったとしても、攻め込まなければならない時というのがあります。これはビジネスでも同じですよね。

アピール力。

そして、「アピール力」。石原(2008)がこの本で紹介しているある研究によれば、合コンでアピール力を鍛えることで、営業成績の向上や人間関係の改善に明らかな効果が見られたと言います。この研究の真偽はともかくとしても、もしある商品をアピールするとしたら、その時には何が必要になるでしょうか。恐らく、まずはその商品に詳しくなることがスタートになりますよね。これは合コンでも同じです。自分の強み、自分の弱み、自分を知っているからこそアピールすることができます。これはビジネスでも全く同じですよね。

持ち上げ力。

次は「持ち上げ力」です。合コンにおいて、持ち上げられて嬉しくない人はいません。しかし、持ち上げ方が不自然だったり、表面的に持ち上げているだけだったりすると、これは持ち上げられた人もいい気持ちにはなれません。やはりそれは人に伝わるものです。そう考えると、「人を持上げる」ということは意外に難しかったりします。好きな人だけでなく、タイプが違う人や苦手な人まで気持ちよく「持ち上げる」ことが出来れば、その力は合コンだけでなく、ビジネスにも大いに役立つのではないでしょうか。

ムードメイク力。

そして、「ムードメイク力」。なんか楽しい、なんかワクワクする、そんな時が合コンにはあります。それは、メンバーの誰かがムードメイクしている可能性があります。例えば、普段生活していても「楽しい雰囲気」を持っている人なんかもいたりしますよね。もしくは、失敗ばかりしてるのになぜか憎めない人、なんていうのもいたりします。どちらもムードをメイクすることが上手いのだと思います。2対2や3対3という少人数の場でムードをメイクすることが出来れば、より大きな舞台でもムードメイクしていくことが可能になるはずです。大きな仕事をしようと思うなら、まずは合コンのムードメイクから始めてみることがオススメです。遠回りなようで一番の近道がそこにあるはずです。

切り替え力。

更に「切り替え力」。合コンや恋愛にピンチはつきものです。合コンの最中やデートの途中に、思いもよらないハプニングが発生する時が多々あります。そんな時、いかにスマートにピンチをチャンスに変えることが出来るのか。その能力が「切り替え力」になります。例えば、合コンの最中で店員の手違いやオーダーミスがあったとします。これはピンチです。しかし、「切り替え力」のある人にとっては、大きなチャンスになります。ピンチを笑いに昇華させ誰も傷つけません。店員もメンバーも笑顔にしてしまいます。どうせなら、ピンチすら笑いに変える「切り替え力」のある人と仕事をしたいと思うのは僕だけではないはずです。

チームワーク力。

更に更に「チームワーク力」。何だかんだ言っても合コンはチーム戦です。盛り上げ役や調整役、聞き役… 自分一人で全ての役割をこなすことは不可能です。自分の弱いところを補ってくれるメンバーと参加することで、全体の勝率が高くなっていくのだと思います。そして、もっというのであれば、合コンは相手グループとの共同作業とも言えます。男性グループと女性グループがせめぎ合いながら、全員で「合コン」という物語を作っていくのです。

中島みゆきさんの「糸」という歌にもありますが、男性は先輩後輩、上司部下というような縦糸の強さを持っています。女性は共感力の高さからもわかるように横糸の強さを持っています。そして、縦糸と横糸があるからこそ布を織ることができます。縦糸が強すぎても、横糸が強すぎても綺麗な布は織れません。自分の弱さを知っているからこそ、他人の強さを素直に認めることができ、自分の強みにも気づくことができます。合コンでも仕事でも、自分の弱さを認める。このことが何より大切な気がします。どれだけ凄い人でも、一人の能力なんてたかが知れています。合コンでもビジネスでも「チームワーク力」の強い人が勝つのだと思います。

ドタンバ力。

最後が「ドタンバ力」です。合コンは最後の最後まで何があるかわかりません。お開き3分前にドラマが起きることだってあります。つまり、ドタンバでこそ真の力が発揮されるのだと思います。ちなみに「ドタンバ」というのは「ギリギリの状況」のことを言います。最後の最後、誰もが諦めかけたその時、「ドタンバ力」を発揮できるかどうかが勝負の分かれ目になります。ギリギリの状況をギリギリ切り抜ける人… とても魅力的ですよね。そして、ドタンバでこそ、その人の人間性が出てくるのだと思います。ドタンバで逃げるような人と一緒に仕事をしたくはないですよね。

大人の合コン二ストを目指す。

さて、ここまで7つの力をざっくりと見てきました。この本では、7つの力全てにいくつかのQ&Aが用意されています。そのQ&Aに一問ずつぶつかっていくことで、本を読み終わる頃には、すっかり「大人の合コン二スト」になっているはずです。もちろん、合コンに参加して直に7つの力を磨いていくことが理想の形であるのは間違いありません。

想像してみてください。7つの合コン力に磨きをかけることができれば、今より更にモテるようになります。そして、合コン力の高いあなたは、更に仕事もできるようになっているはずです。ここで大切なことは、自分を磨くという明確な目的意識を持って合コンに参加することなのだと思います。マーケットアナリストであるフェルディナント・ヤマグチさんは、この本の中で、

「つまらないカス合コンにしか呼ばれないのは、自分にも理由があると知るべきです。Look at yourself![……]努力もしないで、成果を得ようなんてムシがよすぎます。愚痴をたれる前に、実力を磨かねばならないのはビジネスも合コンも一緒です」( フェルディナント・ヤマグチ ,2008)

と述べています。石原(2008)の言う、「攻め込み力」「アピール力」「持ち上げ力」「ムードメイク力」「切り替え力」「チームワーク力」「ドタンバ力」の7つの能力を磨く。そんな目的で合コンに参加するのも楽しいのではないかなと思います。「合コンを制す者は、ビジネスを制する」(石原,2008)。バイブルを片手に、さあ合コンに繰り出しましょう。本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
石原壮一郎(2008)『大人の合コン力検定:合コンを制す者は、ビジネスを制する』ソフトバンククリエイティブ

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