合コンで「青い鳥」を見つけるための本。

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この記事のポイント。

1831年に事業に失敗し、翌年は州議会選挙に落選した政治家がいます。

そして、1834年、当選。1835年、恋人が死亡。1836年、神経衰弱を患う。1836年、議長選挙に敗北。1840年、大統領選挙人団の選にもれる。1843年、下院議員に落選。1846年、当選。1848年、落選。1850年、上院議員に落選。1856年、副大統領選挙に落選。1858年、上院議員に落選。

そして、1860年に大統領になります。彼の名はリンカーンです。簡単に幸せになる方法はありません。加藤(1998)が主張するように、幸せになるためには、「安易に生きないこと」が何より大切です。

童話『青い鳥』のミソは、「本当の幸せは身近なところにある」ということ。合コンも同じです。安易な生き方をしていないからこそ、身近な幸せに気づくことができる気がしています。合コンで「青い鳥」を探す時に読む本です。

▼本文はここからです。

幸せの象徴「青い鳥」。

幸せの青い鳥と言えば、「幸せの象徴」です。一度は聞いたことがありますよね。ちなみに、青い鳥が幸せの象徴になったのは、ベルギーの詩人であり劇作家でもあるモーリス・メーテルリンクが描いた童話『青い鳥』からきています。

『青い鳥』では、ある兄妹が幸福の象徴である青い鳥を求め夢の中で旅に出ます。最後に目が覚めると、実は目の前の鳥かごに青い鳥がいるという結末です。「本当の幸せは身近なところにある」と解釈されることの多いお話です。

青い鳥を探すこと自体は悪いことではありません。問題は加藤(1998)のこの本のタイトルにもあるように、青い鳥を「さがしすぎる」ことなのだと思います。もし、ある人の目の前の鳥かごに「青い鳥」がいるのに、その人が必死になって「青い鳥」を探していたとしたら、皆さんはどう思うでしょうか。

「いやいや、そこにいるから青い鳥」とか、「もう見つかってるじゃん!」と言いたくなりますよね。人のことだと意外に簡単に気づける気がします。けれど、ふと自分に目を向けてみると、「自分の目の前には青い鳥はいないな」と思ってしまう自分がいるような気がします。

そして、一生懸命探しに出かけます。「青い鳥」は本当に目の前にいないのかもしれません。けれど、もしかしたら、既に目の前にいるのに自分が気づいていないだけなのかもしれません。誰の目の前にも青い鳥はいるのだけれど、誰もが気づける訳ではないのかもしれません。

そこにいる「青い鳥」に気づける人。

ある人は目の前の「青い鳥」に気づくことができます。しかし、ある人は目の前の「青い鳥」に気づくことができません。どうせなら気づきたいですよね。

加藤(1998)は、「青い鳥」に気づかないのは、探し方と探す場所を間違えているからだと言います。場所と方法さえ間違えなければ、「青い鳥」を見つけることができるはずです。

そのために必要なこととして、加藤(1998)が主張することは「安易に生きないこと」です。自分に合う人は簡単には見つかりません。自分に適した仕事は簡単にはわかりません。自分の好きなものは、テレビを見ていても見つかりません。簡単に幸せになれる方法はどこにも存在しないのです。

しかし、青い鳥をさがし過ぎてしまう人は、どこかに特別に安易な生き方があると考えていると言います。一度合コンで考えてみましょう。合コンで「青い鳥を探し過ぎてしまう」とは一体どういうことか。

合コンと「青い鳥」。

まず、どこかに自分の理想通りの人がいると思ってしまうというケースが考えられます。理想通りの人をとにかく頑張って探します。それは悪いことではありません。しかし、せっかく出会えた目の前の人に全く興味が無くなってしまったとしたら、それはあまり良いことではないように思います。

理想通りではないかもしれないけど、色々話してみたら、もしかしたら凄く合う部分があったりするかもしれません。見た目はパッとしなかったとしても、ピンチにものすごく強い人かもしれません。やさしい人かもしれません。そもそも、出会えたということが物凄い偶然です。その偶然を楽しめる人と楽しめない人、あなたならどちらの人と一緒にいたくなるでしょうか。

もちろん、理想通りの人と出会える可能性もゼロではありません。頑張って探してみたとしたら、、結果は分かりません。しかし、その理想通りの人は、自分のタイプが普通であればあるほど、「激戦区」の可能性も高くなります。その「理想の人」は、他の人の「理想の人」でもあるからです。

理想の人が全体の5%しか存在しないとしましょう。100人中5人です。ちなみに、ガリガリ君が当たる確率は4%と言われています。ガリガリ君であれば、単純に100本食べれば4回「あたり」を引くことができます。食べまくれば4%の確率で当たっていきます。

理想の人が全体の5%の存在だったとしても、合コンで100人と出会えば、その中に5人理想の人がいることになります。難しいのは相手にも感情や好き嫌い、理想、があるということです。ガリガリ君であれば、当たれば確実にもう1本もらうことができます。

しかし、合コンでの出会いに関して言えば、どれだけ自分の理想通りだったとしても、相手の求めているゾーンに自分が入っていなければうまくいくことはありません。更に、「理想の相手」を狙うライバルの存在もあります。そのライバル達との競争に勝たなければならないのです。

安易に幸せになれる方法はない。

その時、無理して自分でないものになる必要はありません。自分でいればいいのだと思います。素の自分を好きになってもらえなければ意味はありません。しかし、自分を磨く努力は絶対必要です。

自分が夢中になれるものを探すことであったり、自分の長所を伸ばすこと、仕事を頑張ること、、、自分を磨くためにできることは無限にありますよね。自分を磨く努力もせず、ただ「青い鳥」を探していても幸せにはなれません。幸せへの近道はないのだと思います。

ある政治家は、1831年、事業に失敗。1832年、州議会選挙に落選。1834年、当選。1835年、恋人が死亡。1836年、神経衰弱を患う。1836年、議長選挙に敗北。1840年、大統領選挙人団の選にもれる。1843年、下院議員に落選。1846年、当選。1848年、落選。1850年、上院議員に落選。1856年、副大統領選挙に落選。1858年、上院議員に落選。そして1860年、大統領になります。彼の名前はリンカーンです。

人生なかなか自分の思い通りにはなりません。山もあれば谷もあります。自分が好きになり、なおかつ、相手も自分のことを好きでいてくれる。当たり前のことですが、実は物凄いことです。「青い鳥」をトコトン探してみることは無駄ではありません。その時に忘れてはいけないことは、安易に幸せになれる方法はどこにもないということです。

自分を磨く努力をしながら「青い鳥」を探すことでしか、目の前の「青い鳥」に気づくことはできないのかもしれません。本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】 
加藤諦三(1998)『「青い鳥」をさがしすぎる心理:後悔しない自分の人生を歩むために』

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