合コンで、真面目な人と出会いたいと思った時に読む本。

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この記事のポイント。

真面目で仕事熱心で正義感のある人。とても魅力的です。しかし、心理学でいう「執着性格」の特徴でもあります。そして、心の病にかかりやすいのが「執着性格」の人です。なぜか。

仕事熱心や正義感という「真面目さ」が、周囲から認めてもらうための真面目さだからです。一生懸命働くことは素晴らしいことです。しかし、仕事そのものに興味があるから一生懸命働く人もいれば、自分への好意を得るために一生懸命働く人もいます。

合コンでも同じです。「真面目な行動」をする人は沢山います。しかし、「なぜ真面目なのか」その動機こそが一番大切な気がしています。合コンで、真面目な人に出会いたい時に読む本です。

▼本文はここからです。

人を動かしたいと感じた時にオススメの本。

仕事や恋愛で「人が思ったように動かない」このことで、悩んだりストレスを感じた経験、誰にも一度はありますよね。一緒に働いている人がもっとやる気があったらどれほど楽か。あの人がもっとアイデアを出したり行動してくれたら、もっとうまくいくのに… 。けれど、なかなかその人は思うようには動いてくれません。

僕もそんな経験があるからこそ、この「人を動かす心理学」を買ったのだと思います。そして、この本は何回も読み返しています。つまり、それだけ「人を動かしたい」という思いが強かったとも言えるのかもしれません。しかし、読んでみるとわかるのですが、この本に「人を動かすテクニック」のようなものは一切出てきません。むしろ、人は思ったようには動かないということが当たり前であり、その中でどう生きていくのか。ということを教えてくれる一冊と言えると思います。

なので、仕事や恋愛で「人を動かしたい」と感じた時、とりあえず一度読んでみて損はないと思います。直ぐに人を動かすことが出来るようにはなりません。しかし、なぜ人が動かないのか、なぜ人が動かないと自分はイライラするのか… ということを知ることができるはずです。自分を知ることが出来れば、他人も冷静に観察することが出来るようになります。その結果として、現実の世の中で人を動かすということが、どういうことなのかがわかってくるのではないかなと思います。

人を観察していなければなにをしてもダメ。

本の中で著者である加藤諦三先生は「部下を観察しなければなにをしてもダメ」と述べています。つまり、人を見る目が養われていなければ、現実の世の中では仕事は出来ないということです。画家が一つの作品を作り上げることと、組織で働くことは全く別の仕事です。前者にプラスに働く能力が、後者にマイナスに働くこともあります。あの部下はどういう人間で、この部下はどういう人間なのか… 。自分を一生懸命売り込んでくる部下もいれば、影でコツコツ頑張る部下もいます。仕事に夢中になっている部下もいれば、昇進に夢中になっている部下もいます。もちろん、これは部下だけでなく上司にも言えます。その違いをしっかりと見極めることが出来ていれば、自然と物事はうまくいくと加藤諦三先生は言います。

人を見る目と自分を見る目。

そして、忘れてはならないことは、人を見る目と同じくらい、自分を見る目も養われている必要があるということです。もしかしたら自分は、口では出世なんか興味が無いと言いながら心の底では誰よりも出世に貪欲だったりするかもしれません。仕事そのものに興味があるのではなく、心の底では単に立派な上司に見られたいだけだったりするかもしれません。自分のことを冷静に見ることは、思いのほか難しいのかもしれません。自分の中にある「認めたくないもの」を認めることができているからこそ、人がついてくるのではないかなと思います。

合コンで、真面目な人と出会いたい時。

合コンのことも考えてみました。本の中で、「執着性格」という性格が紹介されています。「執着性格」とは簡単に言うと、生真面目な人です。仕事熱心、徹底性、正直、几帳面、正義感、ごまかしやズボラが出来ない… という特徴があります。仕事熱心だったり、正義感があったり、一見するととても魅力的に見えますよね。合コンでも女性から「真面目な人がいい」という声をお聞きすることがあるので、真面目な人がいいという女性がこの「執着性格」の男性に出会うと、もしかしたら「素敵な人だなー」と感じるかもしれません。

しかし、「執着性格」の人はうつ病などの心の病にかかりやすいと言われています。なぜか。それは、「執着性格」の人の仕事熱心や正義感、という「真面目さ」が、周囲から認めてもらうためや保護してもらうための真面目さだからです。つまり、自分の意志から一生懸命働いていたり、真面目に振舞っているのではなく、褒められたいから一生懸命働くだけであり、他人の好意を得るために正義感を持っているだけなのです。

真面目の背後にあるものを見る。

何が言いたいのかと言うと、ある人が何かの行為や行動をしている時、その動機は人それぞれだと言うことを知っていることが大切だということです。やる気のある態度や立派な行為、一生懸命働くこと… 全て素晴らしいことです。しかし、ある人は仕事そのものに興味があるから一生懸命に働いていて、ある人は自分への好意を得るために一生懸命働いているだけなのかもしれません。相手のことを想ってやさしくする人もいれば、嫌われたくないからやさしくする人もいます。そして、外から見れば、どちらも同じ行動をしています。

こう考えると、合コンで「真面目な人」というのも、簡単にはわからないことがわかります。真面目な行動をしている人は沢山います。しかし、「なぜ真面目なのか」その動機こそが一番大切になるのではないでしょうか。それを見極めるためには、自分を知ることと、相手を知ることが重要です。そして、人を見る目や自分自身を見つめる力を養ってくれるのが合コンなのではないかなと思います。本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
加藤諦三(1994)『人を動かす心理学:自分にあったリーダーシップを発揮する』ダイヤモンド社

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