合コンがつまらないのを相手のせいにしちゃった時に読む本。

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興奮度★★★

この記事のポイント。

つまらなかった合コン。それは、相手がダサかったから。相手の話が面白くなかったから。相手がタイプじゃなかったから。ハーバード大学のエレン・ランガー教授によれば、離婚の原因を相手に求めている人は離婚後いつまでも苦しむそうです。

相手のせいにしてしまえは、確かにその場は楽です。しかし、その責任転嫁する姿勢は結果として長い苦しみを生んでしまいます。今の自分は全て自分が選択してきた結果です。自分の人生は自分の責任であると認めることが出来れば、合コンでも大きな成果を得られる気がしています。シラケた合コン後に読みたい本です。

▼本文はここからです。

テーマは「心の支え」。

「心の支え」がテーマの一冊です。どこまでお金を手に入れても、どこまで成功しても、いつも「もっともっと」と焦っている。それが、「心の支え」のない人です。そして、その人に「心の支え」があるかないかで人生は大きく変わってしまうと加藤(2015)は言います。

「心の支え」があれば困難を乗り越えて楽しく生きていくことができます。しかし、「心の支え」が無ければ、どうにかして自分を支えてくれるものを手に入れたくなりますよね。ある人にはそれがお金であり、ある人には権力であり、ある人には仕事や成功だったりします。

しかし、権力やお金をどれだけ手に入れてもそれは最終的には「心の支え」にはならないと加藤(2015)は言います。これは何となくわかりますよね。お金や権力があれば幸せになれるのであれば、成功した人でうつ病になるような人はいなくなるはずです。

しかし、現実には、大金持ちの中にも、大成功している人の中にもうつ病にかかる人は大勢います。ある人は厳しい現実の中でも毎日エネルギッシュであり、楽しく生活しています。しかし、ある人はそもそも生きることが辛いし、働くことも責任を取ることも全てが辛い。

前者が「心の支え」がある人で、後者が「心の支え」がない人です。なぜある人には「心の支え」があり、ある人には「心の支え」が無いのか、これには育ってきた環境や親が大きく影響を及ぼします。

しかし、重要なことは、理想の環境で、理想の親の子供として生まれ育つことではないような気がします。自分が完璧でないように、完璧な親なんてどこにもいないのです。

人のせいにしない。

もし、自分は「心の支え」がないと気づいた時、その自分がどのように生きていくかが何より大切になります。一つだけ上げるのであれば、それは「責任転嫁」しないことのような気がします。現在の自分を誰かのせいにしないということです。

言い換えると、現在の自分は自分が選んだ結果なのだと認めることです。この本の195ページに、ハーバード大学のエレン・ランガー教授の調査が載っています。その調査によると、離婚原因を相手に求めている人は離婚後いつまでも苦しむ、といいます。

相手のせいにしてしまえば、確かにその場は楽なはずです。しかし、その責任転嫁する姿勢は結果として、長い苦しみを生みます。そして、いつまでも離婚から先に進むことができません。

これは合コンや恋愛にも言えることですよね。あの人がこうしたから… あの人が悪い… というように、全てを相手のせいにしているといつまでも先に進むことはできません。例えば、お付き合いした相手が浮気し、そのまま逃げたとします。最低だし、確かに酷いことをされたかもしれません。

しかし、自分が自らの意志でその人と付き合うという選択をしたのです。そのことを認めず、相手を責めていても何も始まらないのです。いつまでも相手を責めて、同じ場所を漂っていることしかできません。

合コンでも、完全な「お客さん」になってしまう人もいます。自分達は楽しませてもらう人になってしまっているのです。合コンが盛り上がることも盛り上がらないことも、全ては相手の腕次第、ということになってしまいます。そうではないはずです。合コンとは相手グループと共に作っていくものだからです。

たしか、元リクルートの藤原和博さんが「授業は先生と生徒の掛け算」というようなことをおっしゃっていたと思います。合コンも同じです。自分達のやる気が10でも相手のやる気が3であれば結果は30です。もし、自分達が10でも相手が0であれば結果は0です。しかし、自分達が10で相手も10であったら、結果は100です。

相性やタイプがあるので、「どうにも無理」という時はどうしようもありません。しかし、合コンに行く、ということは、自分が自分で決めたことなはずです。だとしたら、例えタイプじゃなかったとしても、相性が合わなかったとしても、その時間だけは目一杯楽しんでみる、という姿勢を持つことは決して無駄にならないのではないかなと思います。

自分で選択した結果が今。

合コンが盛り上がらないことも、いい出会いがないことも、なかなかうまくいかないことも、全てが自分の責任と捉えることができれば、人生は良い方向に向かっていくはずです。

楽しくなかったと嘆いているのではなく、自分が楽しい話をできるように努力し始めるかもらしれません。いい出会いがないのであれば、いい出会いがあるまで夢中になって動いてみるかもしれません。なかなかうまくいかないなら、うまくいっている人に手当たり次第話を聞いて教えてもらうようになるかもしれません。

合コンも仕事も恋愛も全ては自分が選択してきた結果です。自分の人生は自分の責任であるということを認めることが出来れば、合コンでも大きな成果を得られるような気がしています。

本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
加藤諦三(2015)『自立と依存の心理:本当の「心の支え」を見つけるには』PHP研究所

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