合コンで、失敗した時に読む本。

イメージ心理学

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この記事のポイント。

失敗。できればしたくないけれど、失敗からしか得られないものがあるのも事実です。よく「人生に失敗はない」と言われます。確かにその通りです。しかし、ただ失敗を積み重ねても何の意味もありません。

「失敗」を価値あるモノにできるかできないかは、その人の性格、生きる姿勢に関わってきます。ある人は「失敗」から多くのモノを得て成長していき、ある人は「失敗」から打撃を受けてしまいます。そんな時、「なぜ自分はこの失敗にこれほどまでに苦しむのか?」を考え、自分を知ることが大切だと加藤(2004)は言います。

「失敗」自体に価値はありません。「失敗」にどう向き合うかで初めて価値が生まれます。合コンも同じです。合コンに対してどう向き合うかで得られるモノは変わります。合コン後に読む本です。

▼本文はここからです。

失敗の専門書。

「失敗」。出来ればしたくないですよね。けれど、失敗からしか得られないものが沢山あるのも事実な気がします。失敗したからこそ気づけること、失敗してみて初めて分かること、「失敗」は僕たちに沢山のことをいつも教えてくれます。そんな「失敗」のことが詳しく書かれているのがこの本になります。

行動したことの結果なのだから、失敗しないことより失敗した方が良いというようなことや、人生に失敗なんか無い、というのも良く聞きますよね。確かにその通りだし、自分もそのような生き方ができたらなといつも感じています。しかし、「失敗」に価値がある訳ではないということは忘れていけないような気がしています。ただ失敗を積み重ねたところで、何の意味もありません。

失敗を価値あるモノに。

「失敗」を価値があるモノにできるかできないかは、その人の性格、その人の生きる姿勢に関わってきます。「失敗」が良いのでも悪いのでもなく、その「失敗」から何を得て何を学べるかは人それぞれなのです。では、なぜある人は「失敗」を糧にできるのに、ある人は「失敗」を糧にできないのか、加藤(2004)によれば、執着的性格者、恥ずかしがり屋の人、神経症的傾向の強い人たちにとって失敗は打撃になると言います。

「失敗」という同じ経験をしたとしても、ある人はそこから多くのモノを得て成長していき、ある人はその「失敗」から打撃を受ける。前者は問題ありません。放っておいてもうまくいきます。しかし、もし自分が後者だったとしたら、自分を知ること、自分を認めること、自分を受け入れていくことが必要になります。失敗に弱い自分、失敗で成長できない自分をまずは認めてしまう。自分が「失敗」で打撃を受けてしまうのには、しっかりと理由があるのです。加藤(2004)が言うように、「なぜ自分はこの失敗にこれほどまでに苦しむのか?」を考えることで、自分を知ることができます。

「失敗」自体に価値はありません。「失敗」に対してどう向き合うかによって初めて価値が生まれます。そして、タイトルにもあるように「マイナスになる成功」というのも存在します。昇進してうつ病になったり、エリートコースを突っ走って定年後に友達が誰もいなかったり… 成功したことが長い目で見た時にはマイナスになっているという事も結構あったりします。

本当の自分で生きる。

例えば、人に優越することが目的になってしまっている時を考えてみましょう。他人に負けたくない。人を見下したい。人を見返したい… このような想いで頑張って成功しても、後には何も残らないんですよね。まさに「マイナスになる成功」です。なぜか、それは「本当の自分」で生きていないからですよね。もし「本当の自分」で生きていたら、人を見下したくもならなければ、人を見返したくもなりません。

では、「本当の自分」で生きるとは。それは特別難しいことではなくて、自分の「好き」に従って生きていくことなのだと思います。そして、日常の生活をきっちりとしていく。成功を目指すのではなく、自分の中にある興味を大切にしていくことです。

人生に「失敗」はつきものです。そして、僕たちは長い人生で沢山の「失敗」を経験していきます。その「失敗」に対してどのような態度をとり、そこから何を得て、何を学べるのか、ということが何より大切な気がしています。「失敗」にどう向き合えばいいかを教えてくれる一冊です。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
加藤諦三(2004)『プラスになる失敗 マイナスになる成功:長い人生を生きるための心理学』大和書房

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