仕事や恋愛がうまくいかない全ての男性、そして女性に捧げます。

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この記事のポイント。

理想の職場。理想の恋愛。そして、理想の自分。気がつくと理想(100点)からスタートしている自分がいます。理想(100点)からスタートすると、後は減点するしかありません。ここが合わない。ここが良くない。そうなると、恋愛をしていても仕事をしていても面白くないですよね。辛くなっちゃいます。

著者の加藤(2003)が勧めるのは、0点から二人で育てていく足し算の恋愛。「ここがいいね!」、「いいとこあるね!」というように良いところを一つずつ見つけていく。つまり、足し算の生き方をするということです。

引き算の生き方と足し算の生き方、経験しているのは同じ人生です。どちらを選ぶかは自分で決められます。

そして、「相手を自分に合わせるようにさせるのではなく、自分が変幻自在になれればいい(加藤,2003)」と、著者が述べているように、仕事や恋愛がうまくいかない時、自分が変わることが一番大切な気がします。どれだけ怒っても周囲を変えることはできません。仕事や恋愛が思い通りにいかない時に読みたい一冊です。

▼本文はここからです。

ゴッドフィンガー

もはや伝説ともいえるAV男優加藤鷹さんの著書です。
タイトルからすると、SEXのテクニックが満載な本、という気がしますよね。少なくとも僕はそう思って買いました。

だいぶ昔に買ってそのまま読まず…今日、ふと手にとってみました。ところが、その予想は見事に外れます。
そこにいるのは、SEXのうまいAV男優ではなく、一人の人間としての魅力溢れる男性です。

SEXも友達付き合いもコミュニケーション。

まず、鷹さんは、SEXというのは特別なことではなく、コミュニケーションであると述べます。つまり、友達付き合いと根本は変わらないのだと。
だからこそ心が大切であり、心の通わないSEX、つまり身体だけのSEXなどあり得ないと言い切ります。

こう考えると、確かにSEXに対する意識が変わりますよね。
誰とでもとか…不特定多数…という意味ではなく、人対人のコミュニケーションであるSEXには、相手を思いやる気持ちや礼儀がとても大切になります。鷹さんは本の中で、

恋愛やSEXに特別なセオリーはない。

恋愛テクニックや傾向と対策を事前に取り入れようとするよりも、人として礼を尽くすことの方がはるかに大事だと思う。恋愛やセックスだからといって、通常の人付き合いと異なる特別なルールやセオリーがあるわけではないのです。(加藤,2003,p.57)

と述べています。
言っていることは何も特別なことを言っている訳ではないんです。けど、この当たり前のことをついつい忘れてしまい、人づきあいのテクニックや技術を知りたくなってしまう。
異性に対してだけでなく、誰にでも人としての礼を尽くせる人は、とても紳士ですし、シンプルに凄くカッコいいですよね。

引き算の恋愛と足し算の恋愛。

また、恋愛についても、理想の形からスタートしてしまう危険性を指摘しています。
これは、自分にも相手にもいえることで、自分も現実の自分ではなく、理想の自分からスタートしてしまう。相手にも、現実の相手ではなく理想の相手からスタートしてしまう。

するとどうなるのか。
100の状態からスタートする引き算の恋愛になってしまうと言います。
ここが良くない…。
ここが合わない…。
どんどん減点していく。

それって、恋愛していて辛いし、楽しくなくて息苦しいですよね。
なので、100からのスタートではなく、0からスタートし、二人で恋愛を育てていくことを鷹さんは勧めています。足し算の恋愛ですね。

これは、合コンでも言えると思います。
ここが良くない…。
ここも良くない…。
どんどん引き算していってしまう。

そうではなくて、こんな良いところあった。ここもいいね。というように足し算の合コンをしていく。
引き算の合コンをする人と足し算の合コンをする人、どちらも経験しているのは同じ合コンです。あなただったら、どちらの人と一緒に生きていきたいでしょうか。

相手を想い、相手に合わせる。

そして、相手に合わせてみることの大切さも鷹さんは教えてくれます。
鷹さんに言わせると、SEXには人間性が現れるのだそうです。
「自分さえ良ければいい」と思っているのか、「相手に気持ちよくなってもらいたい」と思っているのか…。

このバランスがきっと大切なんですよね。
鷹さん曰く、SEXとは、相手を知ろうとすること、自分を知ってもらうこと、お互いに歩みより二人で協力しあって関係を作りあげていくこと。これはそのまま恋愛や仕事、人間関係に当てはまります。

鷹さんが言うことは、全て合コンにも通じますよ。自分だけが楽しければ良いと思っていてもダメだし、相手が楽しんでくれればそれで良いと思っていたらそれはそれで疲れてしまいます。

秘戯とは自分が変わること。

最後に、以前の鷹さんは、何か困難にぶつかると周りを変えようとしていたといいます。
恥ずかしながら、今の僕はそんな感じかもしれません。変わらない周りに苛立ち、腹をたてる。
しかし、どんなに怒っても周りを変えることなんてできないんですよね。
鷹さんは、「自分が変わればいいんだ」と気づいたといいます。

恋愛でもセックスでも、相手を自分に合わせるようにさせるのではなく、自分が変幻自在になれればいい。(加藤,2003,p.180)

これは、恋愛やSEXだけでなく、合コンにも、家庭にも、子育てにも、教育にも、仕事にも…全てに使える「秘戯」といえますよね。
男性だけでなく、女性にも捧げたい一冊です。

【引用・参考文献】
加藤鷹(2003)『秘戯伝授〈最終章〉:不安が自信に変わる時』KKロングセラーズ

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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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