ゲーマーに学ぶ「合コン必勝法」。が分かる本。

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興奮度★★★

ゲーマー合コン最強説。

ゲーマーは合コンで最強である。
ゲーマーはもっと合コンを!
合コンニスト(合コンに参加する人)はもっとゲームを!
これが、この記事でお伝えしたいことです。

今回読んだのは、ドワンゴを創業しKADOKAWAの前社長を務めた川上量生さんの著書『ルールを変える思考法』です。川上量生さんというと、なんと言ってもニコニコ動画です。そして、スタジオジブリにプロデューサー見習いとしても籍を置いています。突き抜けた感がたまらないですよね。

自らもゲーマーである川上量生さんは、「ビジネスは世の中で一番リアルなゲーム」だと言います。ゲームの種類にもよりますが、相手の出方次第で状況が変化したり、仲間と協力してゴール(ゲームのエンディング)に向かっていく、というゲームの流れは、そのままビジネスにも置き換えて考えることができます。

この考え方でいうと、合コンもゲームと同じです。自分の目指すゴールに向けてどのような戦い方をするのか。仲間と協力するのか、仲間を出し抜くのか。笑えないギャグをどう捌くのか。選択肢は無限にあります。その中で、自分がベストだと思う選択をし、行動していく訳です。

「ゲーマー」とは。

では、そもそも「ゲーマー」とはどのような人を言うのでしょうか。一般的には、ゲームを好きな人や、いつもゲームをやっている人のことを「ゲーマー」と呼びます。常にスマホゲームをしている人も「ゲーマー」だし、パソコンの前でゲーミングチェアに座って一日中ゲームをしている人も「ゲーマー」です。

更に「ゲーマー」には、コンピューターを使わない「アナログゲームの好きな人」も入ります。囲碁や将棋、ボードゲームやカードゲームが好きな人も立派な「ゲーマー」ということになります。ちなみに、川上量生さんはは、テレビゲームをあまりすすめていません。理由は、

①コンピュータの決めたルールに従う必要がある。
②反射的な思考能力の早さを競うゲームが多い。
③コンピュータ相手にゲームをやっても人間との付き合い方は学べない。

だからだそうです。そして、この三つを満たしているゲームをやり続けても「現実社会での成功にはあんまりつながらない」と言います。僕もこの意見に賛成です。

「ゲーマーは合コンで最強である」のだけれども、それには、「どのようなゲーマーなのか」ということが大切だということです。結論から言えば、「自分の頭で考えている」ということが「ゲーマー合コン最強説」の大前提になります。そして、川上量生さんがこの著書で伝えていることも、ゲームを通した「考えるトレーニング」の重要性になります。

ゲームで磨かれる力①。

では、「ゲームに必要な力」、そして、「ゲームで伸ばせる力」を見てみましょう。川上量生さんは、「論理的な思考力」、「マネジメント力」の二つの力がゲームで勝つためには必要であり、ゲームで伸ばせる力だと主張します。

「論理的な思考力」とは、例えば、「○は△である。△は□である。よって○は□である」というように、物事を筋道を立てて考えていくことを言います。合コンに例えると、

「AからLINEが返ってこない。興味のない人にLINEは返さない。よって、Aは自分に興味がない」

「AからLINEが返ってこない。忙しい時は誰でもLINEは返せない。よって、今Aは忙しいだけだ」

「合コンで目線がよく合う人をデートに誘うととうまくいく傾向がある。一方、合コンで目線の合わない人からはLINEが返ってこない傾向がある。よって合コンで目線の合う人にマトを絞ろう」

という感じになります。「考え」を一つずつ積み上げていくイメージですね。ある人は、ある出来事に遭遇した時、その時の気分で反応し、自分の行動を決めます。ある人は、過去の経験や時代の流れ、自分が現在置かれている状況などを冷静に分析し、自分の考えを一つずつ積み上げていき、自分の行動を決めます。

合コンで言えば、トータルで見ると前者よりも後者の勝率が高くなるのではないかなと思います。しかし、後者が必ず勝てる訳では無いところが「相手が人間である」合コンの面白いところではありますよね。

ゲームで磨かれる力②。

更に、ゲームでは「マネジメント力」も鍛えられます。川上量生さんは、オンラインゲームでの「同盟」や「ギルド(グループみたいなもの)」を率いる能力は、現実社会で組織を束ねていく能力とあまり変わらないと言います。僕はゲームをやらないのでよくわからないのですが、現実では「この人についていきたい」と思う人がいる一方、「この人についていきたくない」という人もいますよね。

その根底に、「人を大切にする」ということを持っている人と持っていない人の違いとも言えます。どうせ一緒にいるなら「自分も他人も大切にしている人」と一緒にいたいですよね。これは、ゲームも現実も同じです。

このように、ゲームをやりこむことで、ビジネスでも合コンでも必要な力が日々磨かれていく訳です。だから、合コンでもビジネスでも「ゲーマー」は最強なんです。

「ゲーマー」の欠点。

しかし、多くの場合、そうはなっていません。「最強のゲーマー」は、「最強の経営者」でもなければ、「最強の合コンニスト」でもありません。ただの「最強のゲーマー」です。

なぜか、それは「ゲーマー」であるが故の大きな欠点を持っているからです。川上量生さんが指摘するその欠点とは、全てにおいてゲームが優先になってしまうことです。食事よりも睡眠よりも、仕事や人付き合いよりも、何よりもゲームが最優先になります。物凄い集中力であり、半端でない没頭力ではあるのですが、その力が現実社会の中で発揮されることはありません。能力を持っているだけに、とてももったいないことです。

「ゲームそのもの」ではなく「人生というゲーム」にしっかりと向き合う気持ちになれたなら、ゲーマーが持っているポテンシャルが大いに発揮されるはずです。

川上量生(2013,p.23)

ゲームと現実社会の違い。

このように、「ゲーマー」が、ビジネスでも合コンでも本気になったら凄いんです。ただ、なかなかそうはならないのも現実です。それは、川上量生さんが述べているように「現実の世界はゲーム以上に競争が激しい」ということを、誰もが心のどこかで察しているからなのだと思います。そして、ゲームと現実社会の違いについて、川上量生さんは次の三つの点を挙げています。

①なかなか主人公の立ち位置になれない。
②ターンが長い。
③いくつものゲームが複雑に絡まっている。

例えば会社で言えば、「同盟」のようなことを行ったり、「ギルド」のようなものを率いたりする立場には、なかなかなれません。そして、考え抜いて選択した自分の行動の結果が出るのにも、多くの場合、とても時間がかかります。ゲームのように直ぐには分かりません。更に、現実社会はシンプルには出来ていません。複雑で常に変化しています。その中で、恋愛、仕事、家族、地域、国、世界… という色々なゲームが絡み合いながら同時進行で進んでいます。

以上のような理由から、大きなポテンシャルを秘めているのにもかかわらず、「ゲーマー」は「人生というゲーム(川上,2013)」でななく、「ゲームそのもの」に没頭していくのではないでしょうか。

やっぱり「ゲーマーが最強」。

けれど、そんな複雑な時代だからこそ、やはり「ゲーマー」が最強なのだと思います。

川上量生さんは、起業した人たちのブログやTwitterでの議論はほとんどが浅く、多くの人が、誰でも持っている情報を基に、せいぜい三手先までしか読んでいない、と主張しています。

つまり、ゲームをやり込むことで手に入れた「論理的な思考力」を駆使し、四手先、六手先、十手先… を読むことができれば、それは、これからの時代に大きな武器になるということです。

元リクルートの藤原和博さんが言うように、これからの時代のキーワードは「多様化・複雑化・変化」になります。その時代に必要なことは、「自分の頭で考える」ということ。相手の出方次第で状況が目まぐるしく変化するゲームを通し、日々「考えるトレーニング」をしている「ゲーマー」はこれからの時代の「人生というゲーム(川上,2013)」でも最強なはずです。

改めて、
ゲーマーは合コンで最強である。
ゲーマーはもっと合コンを!
合コンニストはもっとゲームを!

本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
川上量生(2013)『ルールを変える思考法』KADOKAWA

プロフィール
この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

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