合コンでいい人に会えない時、なかなか人を好きになれない時に読む本。

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この記事のポイント。

必要なのは、もしかしたら運命の出会いよりも、決断をするためのほんの少しの勇気なのかもしれません。

なかなか良い人に巡り会えないと感じている全ての人に、あと一歩が踏み出せないと感じている全ての人に、勇気を与えてくれる一冊です。

▼本文はここからです。」

今日もハズレだー。

いい人がいない。
なかなかタイプの人と出会えない。

合コンで、よく聞くフレーズですよね。
でもちょっと考えてみてください。

もしかしたら好きな人に出会えないのではなく、好きな人に出会いたくないから、いい人に出会わないのかもしれません。
もしかしたらタイプの人がいないのではなく、タイプの人に会いたくないのかもしれません。

だとしたら、気になりますよね。

事実をどう捉えているか。

例えば、合コンでお会いした相手がタイプだったとしましょう。
どうにか連絡先を聞いて、また後日食事にでも一緒に行きたいと考えますよね。
そこで、連絡先を交換し、帰ってすぐに連絡しました。

「今日はとても楽しかったです!もしよければ来週の土曜に食事に行きませんか?」

1週間、2週間、3週間…一向に既読にならず、もちろん返事はありません。さて、あなたなら、相手の行動をどのように意味づける(解釈する)でしょうか。

「終わったー」
「社交辞令だったんだなー」
「こりゃ脈なしだわー」

と解釈する方が多いかもしれません。
しかし、全ての人がそう解釈する訳ではありません。

「スマホを落としてしまったのかもしれない」
「体調を崩してしまい、それで忘れてしまったのかもしれない」
「私に気があるんだけど、、他にも気になる人がいて、迷っているのかもしれない」
と、解釈する人もいます。

これを聞くと、多くの人は、プラス思考だなー! 
私はそんな前向きな性格じゃないし! と思い、自分の解釈から離れることができないといいます。

いい人に会わなければ頑張らなくてすむ。

なぜなら、「今回はダメだなー」と解釈した方が楽だからです。

その瞬間に頑張る必要がなくなるからです。
もし、「スマホを落としてしまったのかもしれない」と解釈すれば、どうにか直接会える方法を探す必要があります。

もし「体調を崩してしまい、それで忘れてしまったのかもしれない」と解釈すれば、もう一度電話なりラインしてみるなりという行動を起こす必要があります。

つまり、次のステップに進まなければならないのです。
しかし、勇気を振り絞って、次のステップに進んだとしても、無視される可能性もあります。
断られる可能性もありますよ。

もしうまくお付き合いできたとしても、その後でうまくいかなくなり、更に傷ついてしまうかもしれません。

すると、多くの人は、無理して次のステップには進まなくてすむように、今のままの自分であり続けます。
「変わらない」ということを自ら選んでいるのです。

つまり、
「いい人」にさえ出会わなければ、頑張らなくていいし、絶対傷つかないのです。

少しづつ変わるために必要なコト。

でもそれだと、傷つきもしないけど、何も得られず、面白くないですよね。
やはり変わりたくなります。
ではどうすれば、変われるのか。

それには、自分を知ること。
そして、「変わる決断をすること」だと、この本では述べられています。
どんな自分でありたいか。どんな人生を歩みたいのか。それを自分で決めることで、変わることができるのです。

「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない」(岸見,2018,p.25)

とアドラーは述べています。
自分の持っているもの、自分がしてきた経験、その全てを自分が、どう捉えるのか。
そして、どのように生きる決断をするのか。
それが、その人の生き方になるのだと思います。

必要なのは、もしかしたら運命の出会いよりも、決断をするためのほんの少しの勇気なのかもしれません。
なかなか良い人に巡り会えないと感じている全ての人に、あと一歩が踏み出せないと感じている全ての人に、勇気を与えてくれる一冊です。

この記事を、合コン図書館ラジオで聞く。

岸見一郎『アドラー 人生の意味の心理学』×合コン。|合コン図書館ラジオ|note
「合コンでいい人に出会えない」よくありますよね。ただ、もしかしたら、「出会えない」のではなく「出会いたくない」のかもしれません。あと一歩を踏み出すための勇気をくれる一冊です。

【引用・参考文献】
岸見一郎(2018)『NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学:変われない? 変わりたくない? 』NHK出版

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