合コンで男性がモテる方法。非言語コミュニケーション②。ボディ・メッセージ編。

その他

今日は、合コンで男性がモテるための「ボディ・メッセージ」について書いてみます。身体的特徴は相手へのメッセージになります。身体的特徴がことばを交わすかどうかの決め手にもなります。自分の伝えている「ボディ・メッセージ」を知ること、そして、「ボディ・メッセージ」を受け取る時、自分の持つ「色眼鏡」に注意することが大切です。

対人コミュニケーションの65%を占めるもの。

最低、二人の人間が関わることで対人コミュニケーションが生じます。その時、一人がメッセージの「送り手」になり、もう一人がメッセージの「受け手」になります。「送り手」と「受け手」は目まぐるしく入れ替わります。

「送り手」の発するメッセージは、意識的なものもあれば無意識的なものもあります。そして「受け手」は、「送り手」のメッセージを受け、意識的、無意識的に「送り手」にメッセージを返します。

メッセージ、つまり伝達のための信号は、受け手に対する合図や刺激となり、聞こえたり、感じられたり、匂ってきたり、味わわれたり、見られたりする。音声やことばと同様に、身体の外見、ジェスチャー、視線、接触、匂いなどによっても、私たちはコミニケーションが可能だし、また実際にしているのだ。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.27

合コンではコミュニケーション能力が大切ということはよく言われます。実際、コミュニケーション能力は大切です。コミュニケーション能力が高ければ高いほど異性からモテる確率も高くなります。

多くの人はそのことを理解しています。そして、コミュニケーション能力を高めるために努力しています。ただ、少し残念なのは、その努力が「ことば」を使ったコミュニケーションに限定されていることが多いことです。

もっと面白い話をするにはどうすればいいか… 。もっと会話を盛り上げるための話し方はないのか… 。会話が途切れないためには何をすればいいのか… 。という具合です。みんな頑張っています。しかし、どうにも「会話」を使ったコミュニケーションが重視され過ぎています。

前にも紹介しましたが、非言語コミュニケーション研究のリーダーの一人、レイ・L・バードウィステルによれば、対人コミュニケーションの65%は、ことば以外の手段で伝えられます。

つまり、ことばや会話を磨くよりも、「身体の外見、ジェスチャー、視線、接触、匂い」といったコミュニケーション能力を磨いた方が効率が良いということです。

合コンでモテるためにまず磨くべきは、ことばでも会話でもありません。非言語コミュニケーションです。「ボディ・メッセージ」を制する者が合コンを制するのです。

話す前から決まる勝負。

想像してみてください。今まさに合コンがスタートしようとしています。店のドアが開きました。どうやら相手グループが到着したようです。まず目に入ってくるのは、お互いの身体的特徴です。

距離が近づき最初に明らかになるのは、身長、体型、性別、年齢の四つです。更に近づくことで、皮膚の色、髪の長さ、髪型、目や口の形… というより細かな部分の特徴が明らかになっていきます。もっと近づけば、お互いの匂いもわかるようになります。

ここまでは数秒です。しかも、まだ一言も話していません。しかし、この時点で「ないなー」とか「おっ!これは楽しくなりそう!」というようにお互いに相手を評価しています。

出会ったその瞬間から、身長、体型、性別、年齢、皮膚の色、髪の長さ、髪型、目や口の形… といった「ボディ・メッセージ」でのコミュニケーションは始まっているのです。

これらのメッセージはすべて、まだひと言も発せられぬ前から知覚されるだけでなく、実はことばを交わすかどうかの決め手にもなり得るのである。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,pp.30-31

身長、体型、性別、年齢、皮膚の色、目や口の形… というのは、整形しない限り変えることはできません。なので、あまり気にしないことです。

大切なことは、出会った瞬間、ひと言も話す前からコミュニケーションは始まっているということを知っていることです。自分も「ボディ・メッセージ」を発信し、相手からも「ボディ・メッセージ」を受け取っているということを理解していることが大切です。

例えば、「高身長の男性」は有能だと「思われている」という研究結果があります。もし、自分の身長が低く友達の身長が高いのであれば、スタートの時点で友達の方が圧倒的に有利だということです。

そのことを「知っている」からこそ、身長の低い自分が「できること」が見えてきます。身だしなみを整え、清潔感を出し、爽やかな笑顔で登場し、さっそうと歩き、元気な挨拶をする。自分が発信している「ボディ・メッセージ」を理解し、自分に足りない部分を知っていれば、いつしか短所が長所になっていきます。

「有能そう!」と「温厚そう!」。

繰り返しになりますが、わたし達は、話す前から「ボディ・メッセージ」によってコミュニケーションを行なっています。その時、気をつけなければならないことがあります。それが「差別と偏見」です。

合コンがスタートする時、相手から「ボディ・メッセージ」を受けとり、そのメッセージによって、わたし達は相手に対する評価を決めます。その評価の根拠となることが多いのが「ステレオタイプ」です。

ステレオタイプとは、「一つの集団の構成員が共有する単純化された心象(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」のことです。

例えば、「高身長」の男性が登場すれば、「有能そう!」と思う訳です。「ポッチャリした男性」が登場すれば、「性格温厚そう!」と思う訳です。前者は身長に対するステレオタイプであり、後者は体型に対するステレオタイプです。

ある研究をみてみましょう。『非言語コミュニケーション』(マジョリー・F・ヴァーガス,新潮社)の中で、ペンシルベニア州ピッツバーグ大学の実施した調査が紹介されています。その調査が明らかにしたことは、「人は、高身長の男性を有能だと思っている」ということです。

その調査によれば、身長188センチ~193センチの男性の初任給は、183センチ以下の男性に比べ、12.4%も高くなります。また、就職申し込み書だけで、二人のうちから一人(一人は身長185センチ。もう一人は身長165センチ)を選ぶ調査では、背の低い方を選んだのは約1%です。

知らず知らずのうちに私たちは、「背の高い男性がより有能だと明らかに「思っている」(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」ということです。

このように、わたし達の「ボディ・メッセージ」による相手に対する評価は、ステレオタイプの影響を受け、偏ってしまうことが多々あります。偏よりが大きくなっていくと、それは「差別」へとつながっていきます。

大切なことは、自らの「偏り」を強制的に無くすことではありません。まずは「偏っている自分」を知ることです。そして、「偏ってしまっている自分」を認めることです。

アメリカ人は誰か他人が近づいてくるのを見ると、自分の五官を働かせて、その人の身体的特徴をたっぷりと知覚し、また心中では、その特徴を自分の住んでいる社会の基準や理想像と比較するのだ。もし別の時代に別の場所で生きていたとしたら、その基準も理想像も全く別なものになっていたかもしれないのに。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.43

結婚相談所大手のパートナーエージェントの調査によれば、女性の理想は高学歴、高収入、高身長という「三高」から「三NO」へと変化しているといいます。「三NO」とは、暴力しない、借金しない、浮気しないというノーリスクな男性のことをいいます。

わたし達は、良くも悪くも時代、社会、住んでいる場所、国家の影響を受けて生活しています。自分の持つ「理想」は、本当に自分の望むものなのか、一度考えてみることが大切です。

「ことばならざることば」を制する。

今日は、合コンで男性がモテるための「ボディ・メッセージ」について書いてみました。身体的特徴は相手へのメッセージになります。身体的特徴がことばを交わすかどうかの決め手にもなります。

自分の伝えている「ボディ・メッセージ」を知ること、そして、「ボディ・メッセージ」を受け取る時、自分の持つ差別や偏見、ステレオ・タイプという「色眼鏡」に注意することが大切です。青い「色眼鏡」をかけていれば、世界は青くなります。

合コンでモテるためには高いコミュニケーション能力が必要です。そして、対人コミュニケーションの65%は、ことば以外の手段で伝えられます。つまり、モテるためには話術ではなく、まずは非言語コミュニケーションを磨くことです。

非言語コミュニケーションを通して、相手を知り、自分を知ることができれは、今より更にモテるようになります。「ことばならざることば(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」を制する者だけが合コンを制することができます。

この記事が、男性がモテるために少しでも役に立つことができたら幸いです。合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社


プロフィール
この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

majima.minoruをフォローする。
その他
この記事をシェアする。
majima.minoruをフォローする。
間島稔の合コン図書館

コメント

タイトルとURLをコピーしました