合コンで男性がモテる方法。非言語コミュニケーション④。目の使い方編。

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今日は、合コンで男性がモテるための「目の使い方」について書いてみます。目は口ほどにものを言います。「目の使い方」を制する者だけが、合コンを制することができます。

拡大した瞳孔、収縮した瞳孔。

『非言語コミュニケーション』(マジョリー・F・ヴァーガス(著),新潮社)の79ページでは、エックハート・ヘスが実施した、ある調査が紹介されています。

その調査では、まず、瞳孔が収縮している女性の顔写真を用意します。次に、その写真を修正し、瞳孔だけを拡大した顔写真を用意します。つまり、ある女性の「瞳孔が収縮した顔写真」と、「瞳孔が拡大した顔写真」の2枚が用意されることになります。

そして、数人の女性の「瞳孔が収縮した顔写真」と、「瞳孔が拡大した顔写真」を男性に見せます。すると、男性はすべて「瞳孔が拡大した顔写真」に好意を示し、「瞳孔が収縮した顔写真」には消極的な評価を与えたといいます。

つまり、「瞳孔が収縮している」よりは、「瞳孔が拡大している」方が相手から好意を持たれるということです。

このように、瞳孔が収縮しているか拡大しているかというようなささいなことでも、相手に与える印象は大きく異なります。合コンでモテるための「目の使い方」について書いてみます。

相互注視。

目と目で合図をしたり、目と目でコミュニケーションをとることを「アイ・コンタクト」と呼びます。しかし、マジョリー・F・ヴァーガス(1987)によれば、非言語コミュニケーションの専門家の間では、「アイ・コンタクト」ではなく、「相互注視」という言葉が使われます。

「相互注視」とは、コミュニケーションをしている二人が、お互いに相手の「目の部分を含む顔」を見ることです。

なぜ「アイ・コンタクト」が使われていないかというと、二人の距離が1メートル以上になると、視線の向けられている対象部分を正確に区別することが困難だから(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)だそうです。

礼儀正しい無視。

「目の使い方」には様々なものがあります。例えば、「礼儀正しい無視(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」があります。

わたし達は、本屋やカフェ、飲食店やスーパーで、日々沢山の人と出会います。その時、相手を注視したり凝視したりすることはありません。もし本屋で見知らぬ人を注視していたとしたら、「変な人」の烙印を押されてしまいます。

他人の人間性は尊重しなければならないが、同時にプライバシーを侵害してはならない。そのために見知らぬ人と目が合うのを避け、チラッと見る以上のことはしないのである。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.80

このように、わたし達は「あえて見ない」という選択をしている時があります。これも「目の使い方」のコミュニケーションの一つです。

コミュニケーションを始める合図。

また、「目の使い方」によって、コミュニケーションを「続けるか否か」ということを伝達する時もあります。

例えば、知り合いとスーパーの店内で出会ったとします。その時、まず笑顔で軽い挨拶をします。その後で「相互注視をやめる」と、それはコミュニケーションを続ける意志がないことを示すことになります。

逆にこの時、相手と「相互注視し続ける」とすれば、それはコミュニケーションを続ける意志を表示していることになります。

呼び出しボタンのない居酒屋で飲み物を注文をしたいと思った時、気が利く人はまず店員さんと視線を合わせようとします。そして、視線が合って初めて店員さんを呼びます。「相互注視」で見つめ合うことは、コミュニケーションを始める合図となるのです。

相手を不快にさせる「目の使い方」。

更に、「目の使い方」だけで相手を不快にしてしまうこともあります。

コミュニケーションの意志のないままでの十秒以上の注視は、相手にとって、本格的な不快とまではいかなくても、焦立ちを引き起こすことが多い。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.83

想像してみてください。カフェで隣の席に座った知らない人が、十秒以上自分のことを注視しています。これといって、コミュニケーションをとりたい訳でもなさそうです。

とても居心地が悪いですよね。わたしなら耐えきれなくて直ぐに店を出ます。このように、「目の使い方」には様々なものがあります。「目の使い方」によって、多くの情報を伝達し合っているのです。

「色目」を使ってモテる。

では、合コンでモテるための「目の使い方」をみてみましょう。ポイントは、「色目」と「注視率」です。

もっと親密な関係を持ちたいと望む相手に対しては、男でも女でも「色目を使う」ものだという古来の考え方は、科学的な調査でも裏づけられているのだ。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.86

マジョリー・F・ヴァーガス(1987)によれば、婚約中の男女は「相互注視」が増えます。親密になりたいと思っている男女間でも、注視と、そのお返しの注視、の長さが増えるそうです。

つまり、合コンで気になる異性がいたならば、「相互注視」を増やすことが大切です。「相互注視」を増やすことができれば、その結果、自然とモテるようになっています。

では、どうすれば「相互注視」を増やすことができるのでしょうか。そのためには、自分から意図的に「注視」していくことです。この自分から始める「意図的な注視」が、いわゆる「色目」と呼ばれるものです。

色目の使い方については、『非言語コミュニケーション』(マジョリー・F・ヴァーガス(著),新潮社)の86ページで紹介されている、ヘレン・G・ブラウンの言葉が参考になります。孫引きですが引用してみます。

それでは彼の目をまっすぐに見つめますー深く探るようにーそれから視線を落とすのです。お連れさんとの会話や、雑誌を読むことに戻って下さい。さてまた同じように彼の方を見るのですーじっくりと、何か気がかりそうな様子で。それからまたうつむきます。これを三回繰り返すだけで、貴女は「恋をもてあそぶ女」なんです!

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,pp.86-87[ヘレン・G・ブラウン『性と独身女性』]

紹介されているのは「恋をもてあそぶ女」になるための方法ですが、男性にもそのまま使えます。「目の使い方」をマスターし、「色目」で、「女性をドキドキさせる男」を目指していきましょう。

「注視率」を上げてモテる。

合コンでモテるための「目の使い方」の二つ目は「注視率」です。

一般的に女性の方が「注視率」は高いと言われています。マジョリー・F・ヴァーガス(1987)によれば、会話のさいの注視時間は女性が男性より15%多いそうです。そして、頻度、持続時間、対応度、どの尺度でも女性が男性を上回ります。

また、性格も「注視行為」に影響を与えます。「注視」の頻度、持続時間は、外向型の人の方が長くなり、内向型の人は短くなります。更に、自尊心が高い人の、「注視」の頻度と持続時間は多く、自尊心が低い人は、少なくなります。

『非言語コミュニケーション』(マジョリー・F・ヴァーガス(著),新潮社)では、次のような実験も紹介されています。

まず、視聴している人に対して話しかける動画を2本用意します。動画に登場する話し手の注視率が、1本は15%、もう1本は注視率80%です。その後、2本の動画を見た人に話し手の人物評価をさせます。

すると、注視率15%の動画の場合、冷たい、悲観的、用心深い、弁解的、未熟、回避的、従順、無関心、鈍感、という印象を、視聴者に対して与えました。

注視率80%の動画の場合は、親近感あり、自信あり、自然体、円熟、誠実という印象を、視聴者に対して与えました。

「注視」を行うことがどれだけ重要かが分かります。合コンでモテるためには、合コンに参加した時の「注視率」をあげることが大切です。

とにかく貴方にはもう外見を変える時間的余裕はないとしよう。このような状況で点数をかせぐには、いま述べた注視率15%と80%の評価の差のことを思い浮かべればいい。そして相手の人事部長なり、社長なりを注意深く注視するのである。ひんぱんな相互注視に努めるのだ。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,pp.90-91

これは就職面接の場面のことを言っていますが、合コンも全く同じです。合コンが始まってしまえば、服装も髪型も変えられません。話術もいきなり上達はしません。

しかし、「見つめる」ことは誰でもできるはずです。誰でも「注視率」はあげられます。合コンでは、注視率80%を目指していくことが大切です。

「ことばならざることば」を制する。

今日は、合コンで男性がモテるための「目の使い方」について書いてみました。目は口ほどにものを言います。「目の使い方」を制する者だけが、合コンを制することができるのです。

一般的には、女性の方が「目の使い方」は一歩上です。女性の「色目」に男性は負けてしまいます。しかし、逆を言えば、男性には「目の使い方」で沢山の「伸びしろ」があるということがいえます。

合コンでモテるために必要なのは、コミュニケーション能力です。そして、対人コミュニケーションの65%は、ことば以外の手段で伝えられます。モテるためには話術ではなく、まず、非言語コミュニケーションを磨くことです。

合コンでモテるためには、見つめることです。注視することです。色目を使うことです。注視率80%を目指すことです。

「ことばならざることば(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」である、「目の使い方」を制する者だけが合コンを制することができます。

この記事が、男性がモテるために少しでも役に立つことができたら幸いです。合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社


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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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