合コンで大切なこと。その1。「知らない」ことを知る。

その他

「知ってる」ということは、新しい世界への扉を閉じます。「知らない」ことを知っていれば、そこには無限の可能性が広がります。合コンで大切なことを書いてみました。

知らない、ことを知る。

今日は「合コンで大切なこと」について書いてみたいと思います。「合コンで大切なこと」、それは「知らない、ことを知る」ということです。

想像してみてください。ある人は、合コンで出会った相手のことも、合コンに参加している自分のことも「知っている」と考えています。そして、別のある人は、合コンで出会った相手のことも、合コンに参加している自分のことも「知らない」と考えています。

全く同じ経験をしていても、この二人の見ている世界は別物です。合コンで大切になるのは、後者の姿勢です。自分のことも、出会った相手のことも… 「知らない」からこそ、知りたくなります。そして、「知りたい」と思うからこそ学びたくなります。

「知ってる」ということ。

2018年3月、神戸女学院大学は電車内に交通広告を出しました。

「知ってる」って閉じてしまわないかぎり、人生は、いつだって可能性に満ちている。
私はまだ、私を知らない。

神戸女学院大学,『交通広告を掲出します!』

そうなんです。「知ってる」ということは、新しい世界への扉を閉じてしまうことです。新しい可能性を捨ててしまうことです。「自分は〇〇な人だから」と、「知ってる」人は、その時点で、「□□な自分」や「▲▲な自分」という可能性を閉じてしまっています。

一方、まだ「知らない」とすれば、もしかしたら「〇〇」かもしれないし、「□□」かもしれない。いや、まさかの「▲▲」もありえます。目の前には、無限の可能性が広がっていきます。

「自分は、合コンは苦手だから」「合コンは〇〇だから」と「知っている」人の世界は、そこで終わりです。それ以上広がりません。しかし、まだ自分を「知らない」と考えていれば、「とりあえず一回行ってみるか!」と世界は広がっていきます。とりあえずやってみたら、「合コン」の楽しさに目覚めてしまうかもしれません。

合コンで出会った相手に対しても同じです。例えば、「〇〇な人だなー」と感じたとします。それは間違えていません。ただし、あくまでも一つの見方、一つの視点でしかありません。別の角度や違う視点からも見ると、また違う一面が見えるはずです。

「ハズレだー」という人を、別の視点から見てみると、どう見えるでしょうか。「アタリ来たー!」という人を、別の角度から見たら、どう見えるでしょうか。

自分はまだ「知らない」ということを「知っている」からこそ、「別の角度から見たらどうなんだろう?」「他の視点から見たらどうなんだろう?」という姿勢を持つことができます。

私はまだ知らない。

神戸女学院大学の学長である斉藤 言子さんは、『学報 NO.180』(2017.7月7日)の中で、次のように述べています。

「自分は知らない」と自覚するところから謙虚になり、そして「知りたい」という欲求は生まれる。神戸女学院大学での学びは、ただ「モノゴトを知る」という表面的なものではなく、「私はまだ知らない、だから、知ろうとし続ける。」という、卒業後も人生の指針となる、一生ものの姿勢を身につけるということ。

『学報 NO.180』(2017.7月7日)

大切なことは、「自分は知らない」ということを自分自身が「知っている」ということです。筑波大学教員であり、メディアアーティストである落合陽一さんは、「「自分は何かを知らない」ことを常に理解すること」(落合陽一,2018年,p.198)が、学び続ける上では大切であると述べています。

東京工業大学リーダーシップ研究院の教授である中野民夫さんは、著書『学び合う場のつくり方:本当の学びへのファシリテーション』(中野民夫,岩波書店)の中で、

世界をそれなりにわかったつもりになっているが、いったい何をどこまでわかっているだろうか。小さな自我の窓から広い世界を覗き見て、「あーだ、こーだ」と勝手に裁いているにすぎない。隣の他者は、実は全く違う風に世界を見ているかもしれない。知れば知るほど、「何も本当には知らない」ことに気づく。

中野民夫(2017)『学び合う場のつくり方:本当の学びへのファシリテーション』岩波書店,p.126

と述べています。「知らない」という謙虚な姿勢が、学び続けるためには必要です。「知らない」ということを「知っている」からこそ学び続ける姿勢を持つことができます。そして、知れば知るほど、学べば学ぶほど、「何も知らない」ことに気づいていくのだと思います。

「知らない」ということは、弱点ではありません。「知らない」ということを自分が知っていれば、それは大きな武器になります。「知らない」ということが、「可能性」という未知の世界の扉を一つずつ開いていきます。

今日は「合コンで大切なこと」について書いてみました。「合コンで大切なこと」、それは「知らない、ことを知る」ということです。

合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

合コンで大切なこと。その2。個性。
「個性的」であるためには、「好き」をトコトン追いかけることです。「好き」をトコトン追いかけた結果として、人とは違う「自分」になります。合コンで大切なことについて書いてみました。
合コンで大切なこと。その3。賢い利己主義。
自分を抑え他人を第一にする。利他的な姿勢は素晴らしいことです。しかし、合コンでは、「自分」を大切にすることも忘れてはいけません。「利己的」であることの大切さについて書いてみました。
合コンで大切なこと。その4。自分に正直になる。
合コンで大切なことを書いてみました。加藤(2000)は「抑圧が解消されて初めて自分が本当にしたいことが見えて来る」と述べています。合コンで大切なこと、それは「自分に正直になること」です。

【引用・参考文献】
落合陽一(2018)『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』小学館

河合隼雄(1998)『心の処方箋』新潮文庫

中野民夫(2017)『学び合う場のつくり方:本当の学びへのファシリテーション』岩波書店

プロフィール
この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

majima.minoruをフォローする。
その他
この記事をシェアする。
majima.minoruをフォローする。
間島稔の合コン図書館

コメント

タイトルとURLをコピーしました