合コンは人間万事塞翁が馬。

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山中伸弥先生の好きな言葉、 人間万事塞翁が馬。

iPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥先生の好きな言葉の一つに、「人間万事塞翁が馬」があります。改めて、良い言葉だな、合コンにも通じるな、と思ったので、今日は「人間万事塞翁が馬」について書きたいと思います。

そもそもどういう話なのか、山中先生が著書の中でこのように分かりやすく説明してくれています。

昔、中国に住んでいた塞翁というおじいさんの馬が逃げ出します。近所の人が気の毒がってなぐさめると、おじいさんは平然として 「これが幸福のもとになるかもしれん」といいます。

しばらくすると以前逃げた馬が、名馬をたくさん引き連れて戻ってきました。近所の人から「おめでとう」と祝いの言葉をもらったおじさんですが、今度は「これがわざわいのもとになるかも知れん」といいます。

すると今度は、馬に乗っていたおじさんの自慢の息子が落馬して骨折し、足に障害が残ってしまいます。さぞやおじいさんが嘆き悲しんでいるだろうと近所の人が見舞いに行くと、おじいさんはやはり平然として「これが幸福のもとになるかもしれん」といいます。

その翌年、隣国との戦争が始まりました。国の若者が先頭に駆り出され、ほとんど亡くなってしまいますが、塞翁の息子は足の障害のため兵役を逃れ、戦死せずに済みました。
人生における幸・不幸は予測できないことを表す故事です。(山中・緑,2012,p.27-28)

「いいね!」と、「どうでもいいね!」。

簡単に言えば、何が良いか、何が正しいのかなんて簡単には分からない。ということだと思います。もちろん、良いことがあれば嬉しいですよね。ただ、それが、不幸のもとになるかもしれない。逆に不幸があれば悲しいですよね。けど、それが幸福のもとになるかもしれない。

合コンも同じなのではないでしょうか。「イイね!」と思える人と出会えたら、嬉しいしテンションも上がります。けど、もしかしたらそのことが不幸の始まりになるのかもしれません。逆に「どうでもイイね!」という人に出会ったら、楽しくないし、テンションが下がります。けど、もしかしたらそのことが幸福の始まりになるのかもしれません。

こう考えると、どこで喜んだらいいのかわからなくなっちゃいますよね。ただ、そこはシンプルでいいんだと思います。嬉しければ喜ぶ。嬉しくなければ喜ばない。

何が正しいのかなんて簡単には分からない。

「人間万事塞翁が馬」に似た言葉の一つに、臨床心理学の河合隼雄先生が、好きな言葉として紹介している、「二ついいことさてないものよ」という言葉があります。良いことが起こると、どこかで良くないことが起こり、全体としてみると、なるほどうまいことバランスがとれている、というような意味の言葉です。なんとなくわかる気がしますよね。

幸せな時、もしかしたら、この幸せは不幸を呼び寄せることもあるのかもしれない、と知っていること。そして、辛く不幸な時、きっと今の辛さや不幸は、幸福を呼び寄せるためにある、と思えること。幸福だけの人生はきっとありません。しかし、不幸だけの人生もないのだと思います。

「人間万事塞翁が馬」、「二ついいことさてないものよ」、知っているだけで、人生に対する姿勢が少し変わる、とてもいい言葉だと思います。この言葉と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
山中伸弥・緑慎也(2012)『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』講談社

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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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