ビヨンド合コン。その5。3.13%。

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「身長、年収、見た目、性格、服装」全てが「普通」の人は、全体の3.13%です。この記事では、合コンでの「3.13%との向き合い方」について書いてみました。

自分の出会いたい人が3.13%しか存在しない時にどうするか

『ビヨンド合コン。その1。普通の人と出会う確率。』
で書いたように、「身長、年収、見た目、性格、服装」という要素全てが「普通」の人は、0.5×0.5×0.5×0.5×0.5=0.03125
全体の3.13%(100人中、約3人)しかいません(ものの本によると、ガリガリ君が当たる確率は4%)。「全てが普通」の人って、思ったよりいないんですよね。

もし自分の出会いたいと思っている人が、全体の中で3.13%しかいない存在だったとすると、これはなかなかうまくいきません。100人で3人しかいないので、むしろ、かなりレアな存在です。

統計学的な視点から見れば、「滅多にないおかしなこと」が起きなければ、そのような人達と出会うことはできません。求めているところが、全体から見れば「普通でない」ので、出会えないことが「普通」と言うこともできます。

けれど、どうせなら出会いたいですよね。どうせなら出会うために頑張ってみたいところです。そこで今回は「自分の出会いたい人が3.13%しか存在しない時にどうするか」について書いてみたいと思います。

合コンの「向こう側」のあなたは、3.13%しか存在しない人と出会えているかもしれません。考え方が変わっているかもしれません。

増やす。

分かりやすくするために、女性目線で男性を探してみます。まず一つ目の方法は、「とにかく出会う人数を増やす」ということです。

例えば、もしお友達から「ガリガリ君当てたいんだけど、どうすればいいかな?」と質問されたら、どのように答えるでしょうか。因みに、ものの本によれば、ガリガリ君が当たる確率は4%と言われています。

多くの人は、「とにかく沢山食べよう」「毎日1本ずつ食べよう」「箱買いしよう」と答えるのではないでしょうか。当たる確率が4%ならば、100本食べる中で4本当たる計算になります。

そうなんです。答えはとてもシンプルです。ガリガリ君の当たりを引きたいのであれば、「とにかく沢山食べる」しかありません。赤城乳業に電話して聞いてみても、アイス売り場でどれだけ鋭くガリガリ君を観察してみても、「当たり」の特徴というものは、外からはわかりません。食べなければ絶対に当たらないんです。

合コンも同じです。自分の出会いたいと思っている人が、全体の中で3.13%しか存在しないのであれば、とにかく出会う人数を増やす必要があります。すると、100人と出会えば3人、200人と出会えば6人、300人と出会えば9人と出会える計算になります。

「100人となんて出会えない!」という声も聞こえてきます。その時は、まず32人を目標にしましょう。
32×3.13%=1.00
このように、32人の中に1人はいる計算になります。

ただし、気をつけなくてはならないことがあります。それは「大数の法則」です。例えば、コインの表が出る確率は50%、裏が出る確率は50%です。コインを10回投げたとします。しかし、表が5回、裏が5回とはならない場合も多いですよね。

表が7回に裏が3回(表の確率70%)、表が6回に裏が4回(表の確率60%)、表が2回に裏が8回(表の確率20%)… このように、ばらつきが生じます。

100回、200回、300回… というように、コインを投げる回数を増やせば増やすほど、表が出る確率は50%に近づいていきます。これが「大数の法則」です。

つまり、今から32人で出会うと、「全体の中で3.13%しか存在しない人」と必ず1人会える訳ではないということです。1人も出会えない可能性もあります。しかし、ばらつきが生じるいうことは、2人、3人、10人… と出会えてしまう可能性もあるということです。

今からコインを10回投げます。10回とも表が出る可能性もゼロではないですよね。

合コンで数をこなす時、出会いの絶対数を増やそうと決めた時は、以前、こちらの記事に載っている「プロセス解析」が役に立ちます。

捨てる。

二つ目は、「捨てる」という方法になります。「身長、年収、見た目、性格、服装」と全ての要素で普通を求めるのではなく、例えば「見た目と年収だけ」、「年収だけ」というように他の要素を捨ててしまうんです。

例えば、「見た目、年収」の二つが普通の人ということにしてみると、
・年収→普通(50%)
・見た目→普通(50%)
0.5×0.5=0.25(25%)
全体の25%います。4人に1人です。これであれば、4対4の合コンを10回こなせば、10人と出会えるはずです。一気に出会える気がしてきますよね。

もっと捨てると更に出会えます。もし、「お金が普通にあればいい!それ以外はいらない」とすることが出来れば、
・年収→普通(50%)
全体の50%います。2人に1人です。これであれば、4対4の合コンを10回こなせば、20人と出会えるはずです。「お金が普通にあればいい!それ以外はいらない!」潔くて良いですね。

つまり、あれもこれもそれも… となるのではなくて、自分の中で「何が捨てられるか」を一度考えてみる訳です。何かを捨てるということは、何かを選ぶことです。自分の中で、「これ」があればいいと決めることができれば、出会える確率は高くなっていきます。

自分力を高める。

三つ目は、「自分力を高める」という方法です。そもそも、「全体の中で3.13%しか存在しない人」は、100人の中で、たったの3人です。出会えたとすれば、それはとてつもなく大きなチャンスです。出会っただけで終わりにしたくないですよね。

想像してみてください。あなたは今、打席に立っています。あるピッチャーと100球勝負をします。ホームランを打てばあなたの勝ちです。あなたの狙いはストレートのみです。しかし、対峙するピッチャーは変化球を多用する曲者です。ストレートはたったの3球だけ。そのストレートを確実に観客席に叩き込まなければなりません。

そうなんです。簡単なことではありません。この時、ストレートを確実にホームランにするだけの実力が欲しいですよね。そうすれば、1球目のストレートで勝負に勝つことができます。

そこで大事になるのが「自分力」です。では、合コンにおける「自分力」とはいったいなんでしょうか。トーク力や外見力、雰囲気や魅力の総合力こそが「自分力」なのですが、いかんせん分かりにくい。

そこで、ここでは分かりやすくするために、「自分が好きになった人と、どれだけ付き合えたか」で「自分力」を測ってみましょう。言い換えると「自分係数」です。

「自分係数」は1が最強です。今まで、10人好きになった人がいて、そのうち10人と付き合えた人の自分係数が「1」です。今まで、10人好きになった人がいて、そのうち5人と付き合えた人の自分係数が「0.5」です。今まで、10人好きになった人がいて、そのうち1人と付き合えた人の自分係数が「0.1」です。

「出会える確率」に「自分係数」をかけることで、「付き合える確率」がわかります。自分係数が「1」の人は、「全体の中で3.13%しか存在しない人」と付き合うためには、単純に出会うだけでうまくいきます。あとは、自分が好きになるだけです。
3.13%×1(自分係数)=3.13
「全体の中で3.13%しか存在しない人」と付き合える確率は3.13%です。
100人と出会えば、3.13人と付き合うことができます。

自分係数が「0.5」の人は、「全体の中で3.13%しか存在しない人」と付き合うためには、出会うだけではうまくいきません。少し苦労します。
3.13%×0.5 (自分係数) =1.57
「全体の中で3.13%しか存在しない人」と 付き合える確率は1.57%です。 
100人と出会えば、1.57人と付き合うことができます。

自分係数が「0.1」の人は、更に厳しい戦いになります。
3.13%×0.1 (自分係数) =0.31
「全体の中で3.13%しか存在しない人」と 付き合える確率は 0.31%です。
100人と出会っても、1人とも付き合うことはできません。自分係数「0.1」の人が、「全体の中で3.13%しか存在しない人」と付き合うためには、323人と出会う必要があります。
323×0.31%=1
323人と出会えば、1人と付き合うことができます。

合コンの向こう側。

どれだけモテる人でも、どれだけの恋愛の達人でも、自分係数は「1」以上にすることはできません。逆に、もし自分係数が「0」であれば、どれだけ出会ってもうまくいきません。自分係数を「1」にどれだけ近づけることができるかが大切なのかがわかりますよね。

マーケットアナリストであるフェルディナント・ヤマグチさんは、『大人の合コン力検定:合コンを制す者は、ビジネスを制する』(石原,ソフトバンククリエイティブ)という本の中で、

つまらないカス合コンにしか呼ばれないのは、自分にも理由があると知るべきです。Look at yourself![……]努力もしないで、成果を得ようなんてムシがよすぎます。愚痴をたれる前に、実力を磨かねばならないのはビジネスも合コンも一緒です。

石原壮一郎(2008)『大人の合コン力検定:合コンを制す者は、ビジネスを制する』ソフトバンククリエイティブ

と述べています。元メジャーリーガーのイチローさんは、なぜあれだけ活躍することができたのでしょうか。羽生結弦さんは、なぜオリンピックを連覇することができたのでしょうか。なぜ、「あなた」は合コンでモテるのでしょうか。答えはシンプルですよね。実力を磨いたからです。

さて、「自分の出会いたい人が3.13%しか存在しない時にどうするか」三つの方法をあげてみました。皆さんはどのように感じたでしょうか。人生一度きりです。自分の理想をトコトン追いかけてみるのも素敵な生き方の一つです。

そして、あれもこれもそれもではなく、「これ以外はいらない」という生き方をしてみるというのも、幸せになるための一つの戦略です。そして、何より大切なことは、自分を磨き「自分係数」を少しでも「1」に近づけていくことです。自分の実力を磨くことです。

さて、合コンの「向こう側」のあなたは、3.13%しか存在しない人と出会えているのでしょうか。そして、3.13%しか存在しない人とうまくいっているのでしょうか。すべては、「あなた」次第です。

合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

ビヨンド合コン。その6。その後。
人に絡みつく自分、近い人に不機嫌になってしまう自分の「本当に求めているもの」が分かれば幸せなることができます。大切なことは自分を知ることです。何かが欠けている自分を認めることができれば、何かが欠けている自分として生きていくことができます。合コンのその後を書いてみました。
ビヨンド合コン。その7。近い人との関係。
次から次へと恋人を変えてしまうのは、男運が無いのでも女運が無いのでもありません。根本的な原因は、自分の中にあります。「近い人」との関係について書いてみました。

【引用・参考文献】
石原壮一郎(2008)『大人の合コン力検定:合コンを制す者は、ビジネスを制する』ソフトバンククリエイティブ

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これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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