合コンと恋愛心理学。その4。合コンで役立つ「アンテナ」。

その他

今日は、齋藤勇(編著)『イラストレート 恋愛心理学:出会いから親密な関係へ』を参考に、合コンに役立つ「アンテナ」について書いてみます。非言語の情報を読み取ることができれば、自分がどこにいて、いま何をすべきかが分かります。

いいね!を読み取るアンテナ。

合コンをすると、「いいね!」と思うことがあります。「どうでもいいね」と思うこともあります。そして、自分が感じているのと同じように相手も「いいね!」とか「どうでもいいね」と感じています。

相手に興味が無ければ、相手が自分のことをどう思おうと気になりません。しかし、相手に興味があったり、相手のことを好きになっていたりすると、相手の「気持ち」が気になります。いったい相手は自分のことをどう思っているのか… 。

会話のテンポもピッタリ。相づちも沢山してくれる。距離も近い気がする。そして、LINEの返事も早い… 。なんとなくうまくいきそうな気がしてきます。この時、役に立つのが今日のテーマである、非言語の情報を読み取る「アンテナ」です。

相手の本当の気持ち。

非言語の情報とは、言い換えるとノンバーバルコミュニケーションです。合コンでは、言うまでもなく多くのコミュニケーションが言語(バーバルコミュニケーション)によって行われています。話し、聞き、笑う。という感じです。

誰もが、相手の趣味や好きなタイプを聞いたり、自分の失敗話を面白おかしく話して笑いをとったり、自分の夢を話したりしています。このような、言語のコミュニケーションは何のために行われているのか。理由は二つです。自分を知ってもらうため。そして、相手を知るためです。

しかし、言語で伝わる情報には限界もあります。例えば、合コンで相手が自分に興味を持ってくれているかどうかを判断する場面を想像してみましょう。

合コンが始まりました。会話もそれなりに盛り上がっています。相手もニコニコしています。連絡先も交換してくれました。「今日は楽しかったです!またみんなで飲みましょう!」と、LINEもきました。

さて、相手は自分に興味を持ってくれているのかいないのか。「今日は楽しかったです!」と言っているのだから、興味を持ってくれているのかもしれません。しかし、社交辞令というものもあります。

「どうでもいいね」という自分の感情を隠さず出してしまう猛者を抜かして考えれば、初対面の人に「全然面白くなかったです!」とは言えないし、表現できないことは、誰でも簡単に想像することができます。

ノンバーバルコミュニケーション。

つまり、合コンで相手の本当の「気持ち」を知るために、言語の情報はあまり役に立ちません。そこで役に立つのが、非言語情報である、ノンバーバルコミュニケーションになります。

ノンバーバルコミュニケーションの代表的なものが、アイコンタクト、身振り手振り、顔の表情、相手との距離、ボディタッチ、うなずきや相づち… です。相手が話している内容よりも「視線の動き」や「距離感」がより多くのことを語っていることが多々ある訳です。

好意を持っている相手に対しては話しかけることも多く、相手に視線を向けたり、アイコンタクトを行ったり、相手に触れたりすることも多い。また、相手が話しているときにうなずいたり、あいづちをうったりすることも多いだろう。さらに、会話をしているときの相手との距離も比較的に近いと言える。

齋藤勇(編著)(2006)『イラストレート 恋愛心理学:出会いから親密な関係へ』誠信書房,pp.18-20

「ワー凄ーい!」と言いながらも目が死んでいれば、あなたに興味はありません。楽しそうしていても、おしぼりで「小鳥」を作っていたら、あなたに興味はありません。

このように、ノンバーバルコミュニケーションが私たちに多くの情報を与えてくれています。合コンでは、「アンテナ」をめいっぱい張り巡らせ、相手の視線、身体の動き、表情、距離感、相づちの様子を感じとることが何より大切になります。

4対4の端と端はチャンス。

また、逆も言えます。自分が「好き」な人がいるのであれば、ノンバーバルコミュニケーションをうまく利用することで、効果的に「好意」を相手に伝えることもできます。

ノンバーバルコミュニケーションは、バーバルなコミニケーションに比べて自発的ではないし、また自発的でないと思われやすい。そのために効果的に相手に自らの好意を伝達することができる場合も多い。

齋藤勇(編著)(2006)『イラストレート 恋愛心理学:出会いから親密な関係へ』誠信書房,p.18

合コンで考えてみましょう。4対4の合コンでタイプの人が来ました。しかし、残念ながら席が端と端です。一番離れていて、気軽に話しかけられる距離ではありません。この状況、言語でのコミュニケーションは無理です。

こんな時、ノンバーバルコミュニケーションが役に立ちます。タイプの人に視線を送ることで、自分の「好意」を伝えることができます。想像してみてください。4対4の合コンで端と端。気軽に話せない距離だけど、視線が何回も交錯する。しかも、見つめ合う時間も長い。恋の始まりは直ぐそこなはずです。

自分の位置を知る。

さて、今日は合コンに役立つ「アンテナ」について書いてみました。非言語の情報を読み取ることができれば、自分がどこにいて、いま何をすべきかが分かります。

幕末の日本を動かした男である坂本竜馬は、キチガイと言われるほど船が大好きでした。一介の浪人であった彼は、当時では最新の寒暖計、晴雨計、コンパス、経線儀、測程儀等の計器類をも、「器械の従者」と呼び使いこなしていたといいます。

竜馬は、こういう船の知識から、天下を動かすこつを会得した、といっている。つねに、時代の風力、湿度、晴雨を測定しさらに自分の位置を知り、どうすべきかを判断した。

司馬遼太郎(1975)『竜馬がゆく(四)』文藝春秋,p.315

坂本竜馬は船の知識を天下を動かすことに応用しました。大切なことは、情報を集めること。自分の位置を知ること。そして、自分のやるべきことを決めること。の三つです。そして、情報を集めるために必要なのが「アンテナ」になります。

坂本竜馬が計器類から自分の船の位置を知り得たように、合コンでは、ノンバーバルコミュニケーションを読み取る「アンテナ」が何より大切になります。ノンバーバルコミュニケーションから多くの情報を得ることができれば、合コンで「自分がいまどこにいて、何をすべきかがわかる」(坂本竜馬)はずです。

合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】

齋藤勇(編著)(2006)『イラストレート 恋愛心理学:出会いから親密な関係へ』誠信書房

司馬遼太郎(1975)『竜馬がゆく(四)』文藝春秋




プロフィール
この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

majima.minoruをフォローする。
その他
この記事をシェアする。
majima.minoruをフォローする。
間島稔の合コン図書館

コメント

タイトルとURLをコピーしました