合コンで大切なこと。その2。個性。

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今日は、『新版 安売りするな!「価値」を売れ!』(藤村,日本経済新聞社)を参考に、合コンで大切なことについて書きます。合コンで大切なこと、それは「個性的」であることです。

「いい商品」も売れない。

藤村(2017)は、著書の中で、「売れる商品はない。売れる売り方があるだけ。」と主張します。モノが溢れる時代、「いい商品」というだけでは売れないということ。なぜなら、どれも「いい商品」だからです。

あるカフェのパンケーキも、コンビニのスイーツも、居酒屋の焼き鳥も、セブンイレブンのおつまみも、どれも美味しい。ポールスミスのシャツも「いい商品」だし、ユニクロのシャツも「いい商品」です。世の中には、「いい商品」が溢れています。むしろ、「いい」ということが当たり前の世の中です。

逆を言えば、どれだけ「いいモノ」を作っても、それだけでは生き残れない時代でもあります。どれだけ美味しいラーメンを作っても、どれだけオシャレなお店を作っても、どれだけイケてるTシャツを作っても、それだけでは生き残ることはできません。

今の時代に大切な五つのこと。

厳しい時代です。ではどうすれば生き残ることができるのか、藤村(2017)は、関係性、個、好き、編集、逸脱、という五つの考え方が重要だと言います。

関係性。

ざっくりと言えば、「関係性」とは、ゆるやかなものから深いものまで、「つながり」を沢山持つということです。今の時代、SNSがあれば、お金をかけずに簡単につながることができます。

個。

「個」とは、個性や個人のこと。ただし、モノやサービスが溢れる現在、「個性」をだすのは商品ではなく、「人」だと藤村(2017)は言います。作り手の持つ「物語」も、「個性」になります。

好き。

「好き」とは、その名の通り自分の好きなことです。誰でも好きなことについて語る時は、みんなイキイキしています。

知り合いに東方神起が好きで好きでしょうがない人がいます。その人の話は、東方神起に興味が無い僕が聞いていても何か惹きつけるモノがあります。楽しそうに話すので、聞いているだけで面白い。仕事に自分の「好き」を足すことができれば、それは「価値」になります。

編集。

「編集」とは、既にあるものの新しい組み合わせのことです。例えば、ぬいぐるみ専用の旅行会社「ウナギトラベル」は有名ですよね。旅行会社は無限にあります。ぬいぐるみも、どの家にもあります。

しかし、誰も「旅行会社」と「ぬいぐるみ」を結びつけることができなかった。新しい「組み合わせ」を見つけることができれば、それは新たな価値となります。

逸脱。

最後が「逸脱」です。常識を疑うこととも言えるし、素人の視点とも言えます。例えば、セブン銀行は、金融のプロから見れば素人の考えるアイデアでした。高価格なプライベートブランドである、セブンプレミアムのアイデアも大反対を受けたと言います。

結果は言わなくても分かりますよね。セブン銀行もセブンプレミアムも、大成功を収めています。ここまでうまくいくかはわかりませんが、一度「逸脱」してみるからこそ、新たな価値が生まれることもあるはずです。

自分という商品を売る。

では、合コンでも考えてみましょう。今の時代、街コンや婚活パーティーに行けば、何十人という人と簡単に手軽に出会うことができます。更に、マッチングアプリを使えば、何十人〜何百人という人の中から、自分の「お気に入り」を簡単に探すことができます。

しかし、街コンでもマッチングアプリでも選びたい放題という訳にはいきません。なぜなら、自分が選びたいのと同じように、相手も「選びたい」からです。

だとすると、一人でも多くの人から選ばれて損はしないはずです。自分を選んでくれた人が10人いれば、10人の中から選ぶことができます。自分を選んでくれた人が100人いれば、100人の中から選ぶことができます。

そうなんです。どうすればモノが売れるのか、ということを考えることと。どうすればモテることができるのか、ということを考えることは、とても似ています。

むしろ、合コンとは「自分」という「商品」をいかに売るのか、ということとも言えます。巷には、イイ男、イイ女が溢れています。その中で、どうやって「自分」を売るのか。

もう一度、本のタイトルを思い出してください。『安売りするな!「価値」を売れ!』です。合コンも同じです。「自分」を安売りしてはいけません。「価値」で勝負するんです。

個性的であること。

「価値」を売るために必要な考え方として、藤村(2017)が主張しているのが、関係性、個、好き、編集、逸脱の五つでした。その中で、最も合コンに活かせるのは、「個」と「好き」です。

「個」、つまり個性的であること。これが合コンでは大切です。小粋なトークや、気の利いた振る舞い… それらももちろん大切です。しかし、ただのイイ女やイイ男になってはいけません。

ただのイイ女やイイ男は、言ってみれば、世の中に溢れる「いい商品」と同じです。「いい商品」というだけでは売れません。目指すところはただ一つ、どこまでも「自分」であることです。

そして、個性的な「自分」であるために必要なのが「好き」です。個性的とは人と違うことではありません。個性的な服装、個性的な髪型、個性的な生き方… これらは、あくまで結果です。自分の「好き」を追いかけていった結果です。自分の「好き」をトコトン追いかけていけば、結果として恐らく人と違っています。

人と違う格好をしているから、人と違う生き方をしているから「個性的」な訳ではありません。どこまでも、「好き」を追いかけているから、結果として「個性的」になっているんです。

想像してみてください。「好き」をトコトン追いかけた自分。頑張って「イイ男」や「イイ女」になろうとしている自分。あなたは、どちらの「自分」に魅力を感じるでしょうか。

今日は、合コンで大切なことについて書いてみました。合コンで大切なこと、それは「個性的」であることです。そして、「個性的」であるためには、「好き」をトコトン追いかけることが必要です。「好き」を追いかけた結果として、人とは違う「自分」になります。

「好き」をトコトン追いかけた「あなた」には、ただの「イイ男」や「イイ女」には絶対負けない価値が生まれているはずです。安売りしてはいけません。自分の価値を忘れずに。大切に。

合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

合コンで大切なこと。その1。「知らない」ことを知る。
「知ってる」ということは、新しい世界への扉を閉じてしまうことです。「知らない」ことを知っていれば、そこには無限の可能性が広がります。合コンでは、「知らない、ことを知る」ということが大切です。
合コンで大切なこと。その3。賢い利己主義。
自分を抑え他人を第一にする。利他的な姿勢は素晴らしいことです。しかし、合コンでは、「自分」を大切にすることも忘れてはいけません。「利己的」であることの大切さについて書いてみました。
合コンで大切なこと。その4。自分に正直になる。
合コンで大切なことを書いてみました。加藤(2000)は「抑圧が解消されて初めて自分が本当にしたいことが見えて来る」と述べています。合コンで大切なこと、それは「自分に正直になること」です。

【引用・参考文献】
藤村正宏(2017)『新版 安売りするな!「価値」を売れ!』日本経済新聞社

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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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