合コンで男性がモテる方法。非言語コミュニケーション⑤。周辺言語編。

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今日は、合コンで男性がモテるための「周辺言語」について書いてみます。非言語コミュニケーションの研究者であるアルバート・メラビアンによれば、人の態度や性向を推定する場合、その人のことばによって判断されるのはわずか7%です。顔の表情によって55%か判断され、38%は周辺言語によって判断されます。合コンでモテるためには、非言語コミュニケーションの能力を高めることです。「周辺言語」を制する者だけが、合コンを制することができます。

盛り上がる合コン。盛り下がる合コン。

想像してみてください。あるビアガーデンにいます。かなり離れたテーブルで合コンが開催されているのが見えます。声が聞こえる距離ではないので、何を話しているかは全くわかりません。しかし、とにかく盛り上がっています。

なぜ合コンが盛り上がっていることがわかったのでしょうか。それは、参加メンバーの、姿勢、身ぶり、手ぶり、顔の表情… という「動作」が見えるからです。大きな身ぶりと手ぶり、前のめりの姿勢、そして弾ける笑顔… 「動作」から合コンが盛り上がっていることがわかります。

今度は後ろのテーブルでも合コンが始まりました。後ろのテーブルなので、参加メンバーの、姿勢、身ぶり、手ぶり、顔の表情… という「動作」は一切見えません。しかし、どうやら盛り下がっているようです。いわゆるお通夜状態です。

なぜ合コンが盛り下がっているのがわかったのでしょうか。それは、話している内容と共に、「周辺言語」を聞き取ることができるからです。

周辺言語とは、声の調子、強弱、アクセント、テンポ、声量… などのことで、「声調」とも呼ばれます。話し方や、間の取り方、呼吸音… など、すべての音声的な刺激が周辺言語です。

「周辺言語」には、ことば自体は除いて、別の人間に聞きとることのできる人間の音声が生むすべての刺激要因が含まれる。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.96

アルバート・メラビアンによれば、人の態度や性向を推定する場合、その人のことばと周辺言語によって45%が判断できます。声の調子や強弱、声量を聞いていれば、後ろの席の合コンが盛り上がっているかどうかが分かるわけです。

このように、わたし達は周辺言語によって周囲に多くのメッセージを伝達しています。そして、周辺言語によって多くのメッセージを受信しています。

周辺言語の用い方次第で「アイ・ラブ・ユー」のような単純な平叙文に万感がこもったり、何の意味もなくなったりするのだ。声の調子、強弱、アクセント、テンポ、声量などすべてが、コミュニケーションにそれぞれの役割を果たしている。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,pp.97-98

周辺言語を理解し、上手に使うことができれば合コンでモテるようになります。対人コミュニケーションの38%を占める「周辺言語」について書いてみます。

声の調子、強弱、アクセント、テンポ、声量… 。

周辺言語とは、声の調子、強弱、アクセント、テンポ、声量… などのことです。では、周辺言語を少しだけ深堀りしてみましょう。

『非言語コミュニケーション』(マジョリー・F・ヴァーガス,新潮社)の中で、1958年にジョージ・トレーガーの提唱した「周辺言語の系統的分類」が紹介されています。ジョージ・トレーガーは、周辺言語を「声の性状的要素」と「発生的要素」の二つに分けます。

「声の性状的要素」は、声の高低域、唇の使い方、発音の仕方、リズムのとり方、共鳴、テンポなどのことです。

「発生的要素」は、「特徴性、限定性、遊離素」という三つの要素から成り立ちます。

「特徴性」とは、声を特徴づけるもので、叫び声やすすり泣き、くすくす笑いなどののとです。

「限定性」とは、声の強弱、声の高低、声の長短のことです。

「遊離素」とは、舌打ち、無言、フンフン、えー、あー… というような「つなぎ」のことです。

自分が生まれ持った声も、周囲へのメッセージになります。話し方や声の大きさもメッセージになります。そして、「話さない」ということもメッセージになります。

このように、様々な要素から成り立っているのが周辺言語です。わたし達がことば以外のメッセージを、どれだけ大量に周囲に伝達しているかが分かります。

また、わたし達は周辺言語から様々なことを特定できると言われています。代表的なものが、性格や気質、地位、態度、感情です。

マジョリー・F・ヴァーガス(1987)によれば、話し手が「熱心か無気力か」「活動的か、怠惰か」「美貌か醜いか」ということは周辺言語から特定しやすくなります。

思い出してください。ジャパネットたかたの高田社長の周辺言語と、レジェンド松下さんの周辺言語、明石家さんまさんの周辺言語を。三は熱心でしょうか。それとも無気力でしょうか。活動的でしょうか。怠惰でしょうか。

高田社長も、レジェンド松下さんも、明石家さんまさんも、熱心で活動的ですよね。「熱心、活動的」ということに関して言えば、周辺言語から特定できるのは間違いなさそうです。

さらに、「聞き手が音声上の手がかりだけで、話し手の所属する社会階層や地位を判定する能力は、驚くほど高いことも証明されている(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」し、また、周辺言語によって、親近感や敵意、優越感といった「態度」も聞き手側に伝達しています。

そして、「声の量、高低、速度その他の特徴が、感情をよく伝えるのである(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」というように、話し手が怒っているか、悲しんでいるか、不安か、みじめなのか… といった感情も、多くの場合周辺言語から判定できます。

このように、わたし達は周辺言語によって、話し手の性格や気質、地位や態度、感情を判定しています。ただし、どの程度正確に話し手のことを理解できるかどうかには、もちろん個人差があります。

周辺言語的なメッセージによって、感情を表したり解読したりする能力は、個人差がきわめて大きいことも判明している。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社

ざっくりと言えば、周辺言語の使い方の「うまい人」と「苦手な人」がいるということです。周辺言語の読み取り方の「うまい人」と「苦手な人」がいるということです。言うまでもなく、合コンでモテるのは、周辺言語の使い方と周辺言語の読み取り方の「うまい人」です。

そして、周辺言語の使い方と周辺言語の読み取り方の「うまい人」になるためのスタートは、自分の周辺言語を使う能力と周辺言語を読み取る能力が高いのか低いのかを理解することです。自分を知ることが何より大切です。

合コンで相手の反応を変える方法。

もう一つ、周辺言語の持つ特徴をみてみます。それは、周辺言語の使い方次第で、「聞き手の反応の仕方」を変えることができるということです。

『非言語コミュニケーション』(マジョリー・F・ヴァーガス,新潮社)の105ページで紹介されている研究があります。その研究では、まず、アルコール依存症の患者さんと向き合う9人の医師達が、患者さんの扱い方について自分達の体験を論議している声を録音します。

その録音した音声をハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の学生30人が聞きます。そして、学生30人は、医師達の声を、「怒りと焦立ち」「同情と親切」「不安と心配」「実務的な冷静さと専門家意識」の四つの尺度で評価します。

この調査結果をざっと見るだけで、それぞれの医師の話し方や声の調子が、アルコール依存症の新患たちにしかるべき治療を受けるよう説得することの成否に影響していることが判明したのである。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.105

「怒りと焦立ち」の感じのする医師は、患者に対する説得がうまくいきません。逆に、声に「心配」の感じのする医師は、患者に対する説得に成功しているといいます。

つまり、「医師が患者に話す内容より、その話し方の方がおそらく重要だということである(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」ことが明らかになったということです。

想像してみてください。もし自分がアルコール依存症だったとして、医師から治療を受けるように説得されています。医師の声からは「怒りと焦立ち」という感じを感じます。

別の病院で別の医師からも治療を受けるように説得されています。この医師の声からは「心配、親切」という感じを感じます。さて、あなたならどちらの医師から説得された時に治療を受けるでしょうか。

合コンも同じです。相手の声から「どのような感じ」を受けるかによって、わたし達は相手のことを判定しています。ある人の声に「支配、優越」を感じれば、その人に魅力を感じることはなくなります。逆に、ある人の声に「楽しさ、誠実さ」を感じたとすれば、その人に魅力を感じます。

これは合コン相手も同じです。合コン相手もこちらの声によって、こちら側を判定しています。自分の声から相手が感じるのは、「優しさ、誠実さ、楽しさ」なのか、「優越、支配、怒り」なのか、一度自分自身を見つめなおしてみることが大切です。

欲しいのは、すべらない話し方。

今日は、合コンで男性がモテるための「周辺言語」について書いてみました。わたし達は「周辺言語」によって相手に多くのメッセージを伝達し、相手から多くのメッセージを受け取っています。

非言語コミュニケーションの研究者であるアルバート・メラビアンによれば、人の態度や性向を推定する場合、その人のことばによって判断されるのはわずか7%です。顔の表情によって55%か判断され、38%は周辺言語によって判断されます。

恋人同士の間などでは、話し方に比べたら話された内容など半分の重要さも持たないのである。

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社,p.98

合コンでモテるためには、話す内容なんてどうでもいいのです。合コンでモテるために必要なのは、すべらない話ではなく、「すべらない話し方」です。

モテるためには、声の調子、強弱、アクセント、テンポ、声量といった周辺言語を磨くことです。「ことばならざることば(マジョリー・F・ヴァーガス,1987)」である、「周辺言語」を制する者だけが、合コンを制することができます。

この記事が、男性がモテるために少しでも役に立つことができたら幸いです。合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】

マジョリー・F・ヴァーガス(著)石丸正(訳)(1987)『非言語コミュニケーション』新潮社


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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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