合コンで、結果にコミットしたい時に読む本。結婚したいのに結婚できない時。

コラム

今日は、渋谷昌三『人には聞けない 恋愛心理学入門』を参考に、結婚したいのに結婚できない時について書いてみます。結婚したいのに結婚できない、原因は「シンデレラ・コンプレックス」かもしれません。

シンデレラ・コンプレックス。

『シンデレラ』のように、女は今日もなお、外からくる何かが自分の人生を変えてくれるのを待ち続けている。

(Wikipedia)

米国の作家であるコレット・ダウリングによって名付けられたのが「シンデレラ・コンプレックス」です。

「シンデレラ・コンプレックス」は、女性の潜在意識にある「依存的願望」を指摘しています。そして、結婚したいのに結婚できない女性の原因というように、ネガティブな意味合いで使われています。

その定義は「他者に面倒をみてもらいたいという根深い願望に寄って、女性が精神と創造性を十分に発揮できずにいる」(渋谷,2012)状態のことをいいます。自立したいけど、まだ依存していたい… という、自立と依存の葛藤とも言えます。

自立しようと思えばできるのに、いざとなると自立することを躊躇してしまう。逆に、他者に依存して生活していると、今度は自立の欲求によって不満がたまる。二つの矛盾する欲求を抱えてしまっている状態です。

男性の庇護のもとに置かれていたいという気持ちと、自立し、自由を謳歌したいという気持ちとの板ばさみになっているのが、このコンプレックスに悩む女性の姿です。

渋谷昌三(2012)『人には聞けない 恋愛心理学入門』かんき出版,p.82

親子関係。両親の夫婦関係。

では、「シンデレラ・コンプレックス」は、どのようにして形成されていくのでしょうか。渋谷昌三『人には聞けない 恋愛心理学入門』を参考に、ざっくりと説明してみます。

渋谷(2012)によれば、このコンプレックスの形成には、親子関係と、両親の夫婦関係、という二つの関係が影響を与えます。

まず、父親は自身の夫婦関係に不満を抱いています。しかし、夫婦関係を良い方向に改善する努力はしません。娘を自分の理想の女性へと育てる努力をしてしまいます。

そして、その父親と娘の関係に、母親は不満を抱いています。しかし、父親と対決する訳でもなく、母親は表面上は父親と娘の二人を応援しています。

すると娘は、母親に依存しきることも出来ません。依存欲求を満たすためには、父親の「お気に入り」になるしかありません。更にいざとなると、父親は娘の自立を阻止しようとします。母親は傍観しているだけです。

娘は依存欲求を満たすことが出来ず、自立にも反対の力が働きます。こうして、「シンデレラ・コンプレックス」が形成されていきます。

自分の人生は自分の責任。

もし、夫婦の関係に不満を抱えている父親が、母親とぶつかり、夫婦の関係を改善する努力をしていたならば、娘は「シンデレラ・コンプレックス」にはならないのかもしれません。

もし、夫婦の関係に不満を抱えている母親が、父親とぶつかり、夫婦の関係を改善する努力をしていたならば、依存の欲求を満たした娘は自立することができたのかもしれません。

もし、親子の関係に不満を抱えている娘が、両親とぶつかり、父親の「お気に入り」になるためではなく、自分の可能性を広げるために努力をすることができれば、娘は「シンデレラ・コンプレックス」を克服することができたのかもしれません。

父親が悪い、母親が悪い、両親が悪い、というように、誰かのせいにしてしまうのは簡単です。たしかに原因は両親にある場合が多いかもしれません。しかし、親も人間です。完璧ではありません。

早稲田大学名誉教授である加藤諦三先生は、「自分の人生は自分の責任」と著書で述べています。もし、「シンデレラ・コンプレックス」なのであれば、「シンデレラ・コンプレックス」の自分がどう生きていけばいいのかを考えればいいだけです。

「外からくる何か」に期待しない。

想像してみてください。なかなか「いい出会い」がないAさんがいました。Aさんは毎日が楽しくありません。自分のやりたいこともないし、これといった趣味もありません。仕事も夢中になってやっている訳でもありません。

そんなAさんは、漠然と「いい出会いないかなー」と感じています。見た目も許容範囲で、普通に働いていて、性格も合って、優しく一途… そんな男性を探しています。理想の「王子様」とまではいかなくても、「いい人」が現れてくれるのを待っています。

いささか極端な例ですが、Aさんの問題点、それは「いい出会い」さえ見つかれば、自分の人生が楽しくなると考えているところです。「いい出会い」があれば、幸せになれると考えているところです。「いい出会い」があれば、自分の人生が変わると考えているところです。

「外からくる何か」が自分の人生を変えてくれることを期待している… 「シンデレラ・コンプレックス」の特徴ですよね。

早稲田大学名誉教授である加藤諦三先生の言葉をもう一度思い出してください。「自分の人生は自分の責任」です。「外からくる何か」は、私たちの人生を変えてくれません。

シンデレラになる。

さて、今日は結婚したいのに結婚できない時について書いてみました。結婚したいのに結婚できない時、その原因は「シンデレラ・コンプレックス」かもしれません。

でも、一度原点に戻ってみましょう。「シンデレラ」は本当に外からくる何かが自分の人生を変えてくれるのを待ち続けていたのでしょうか。

ケネス・ブラナー監督の『シンデレラ』(ディズニー)では、主人公のエラ(シンデレラ)は、自分から舞踏会に行きたいと言います。その姿勢は、「外からくる何か」に幸せにしてもらおうとしている女性の姿ではありません。

ケネス・ブラナー監督の『シンデレラ』で描かれているのは、自分の人生を意志と行動によって、自ら切り拓いていく積極的な女性の姿です。

待っていても王子様はやってきません。エラ(シンデレラ)が自ら「舞踏会に行きたい!」と行動したからこそ運命は動き出したのです。

合コンも同じです。エラ(シンデレラ)が自ら「舞踏会に行きたい!」と行動したように、自ら「合コンに行きたい!」という姿勢を持っているからこそ、運命が動き出します。

合コンには人生を豊かにする力があります。合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】

渋谷昌三(2012)『人には聞けない 恋愛心理学入門』かんき出版

『シンデレラ』ケネス・ブラナー監督,ディズニー



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majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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