合コンで重要な,人間関係のバランス力を身につけるための本。

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この記事のポイント。

純粋な気持ち。それは、とても魅力的で人を惹きつける力をもっています。しかし、その純粋さ故に、人を傷つけ敵を作ってしまうこともあります。もちろん、周りの気持ちを考え自分を抑えてみたら、かえって周りからの反感をかってしまうこともあります。

多くの場合、自分を抑えれば周りとの関係はうまくいきます。しかし、自分の個性が死んでしまいます。逆に、自分の色を出せば個性は生きます。けれど、周囲との関係がうまくいきません。自分と周囲の人との関係、そして、自分と自分との関係。この両方のバランスを取ることのうまい人がいます。

それが、合コンで同性からも異性からもモテる人であり、仕事のできる人のような気がします。バランスの取り方は色々あります。常に均等である必要はありません。うまくいかない… 失敗ばかり… その中でバランスを取る努力を続けることで、人間力が鍛えられるのだと思います。人間関係のバランス力について考えさせられる一冊です。

▼本文はここからです。

純粋な気持ちが持つ、長所と短所。

義経の純粋な気持ち。それは、とても魅力的で人を惹きつける。しかし、あまりに無知で人を傷つけ、敵をつくる。そして、頼朝の立場でしか分からない苦労。ある人の純粋な想いは、ある人にとってはマイナスに働く。

人間とはなにか。
そんなことを改めて考えさせられる一冊です。

毎日を楽しく生きようと思ったら、一番大切なのは、自分の気持ちや想いですよね。それは間違いのないことだと思います。ただ、自分の純粋な気持ちや想い、行動が、他の人にとってはどのような働きをするのか。自分の純粋な気持ちのままに突き進んでうまくいくこともあれば、全くうまくいかないこともあります。逆に、周りの気持ちを考えて自分を抑えて行動してみたら、かえって周りからの反感をかってしまう。

こんな経験、誰にもありますよね。周囲との人間関係の難しさ、誰しもこのことに頭を悩ませたことはあるのではないでしょうか。

自分を抑えすぎてもダメだし、逆に自分の色だけをだし過ぎてもダメ。周りとのバランスをうまくとれれば、人間関係はうまくいっても、自分の個性が死んでしまう。かといって、自分の個性を出しすぎると、周囲との軋轢を生んでしまう。

自分と人との関係、自分と自分の関係、どちらも大切。

考えれば考えるほど難しい問題なような気がします。この難問を自分の個性で裁くことができる人というのが、合コンの上手い人であり、仕事のできる人なのではないかなと思います。

きっと、皆さんの周りにも何人か思い浮かぶ人がいるのではないでしょうか。個性的なのに、周囲との人間関係の中に溶け込んでいる人。自分を主張するのだけれど、無駄に敵を作らない人。

一人で生きていくことができない以上、周りの人との関係はとても大切なものです。しかし、それと同時に、自分自身との関係も大切なものです。

この、自分と周りの人との関係と、自分と自分の関係、という矛盾したものを、一人の人間の中で統合すること。このことを、合コンで目指してみると、合コンで得るものは多くなるのではないかなと思います。

バランスが崩れているのも魅力の一つ。

ある時は、自分の想いを強烈に大切にしてみる。またある時は、完全に自分を捨てて、周りを活かすことに徹してみる。バランスの取り方は色々ありますし、常に一定である必要はありません。バランスを崩してしまいそうになるくらい危うい時もあるほうが、魅力的と言えるかもしれません。

合コンでは、相手グループとの関係もあれば、自分達のグループとの関係もあり、そして、自分自身との関係もあります。そのバランスの取り方で、うまくいかないこと、苦労することも沢山あるはずです。だからこそ、合コンは楽しいのだと思います。自分の好きな人とだけ付き合えたなら苦労なんかありません。しかし、得るものも少ないはずです。

なかなかうまくいかない、苦労ばっかり… その中で上手くバランスを取る努力を続けることで、人間力が少しずつ鍛えられていきます。

この本の内容に戻ると、義経は、バランスがとても悪いです。けれど、だからこそ凡人には到底不可能なことを成し遂げることができたのだと思います。
そして、だからこそ魅力的なのです。もし義経がバランスの取れた人間だったのなら、それはそれで面白みも無くなってしまうのだと思います。

人間とは何か。人間の魅力とはなにか。
そんなことを考えて合コンしてみるのも面白いかもしれません。

【引用・参考文献】
司馬遼太郎(1977)『義経 (上・下)』文藝春秋

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