可能性を広げる方法(合コンでの)が分かる動画。

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「可能性」は誰の目の前にもあります。しかし、「可能性」だけでは何も起こりません。「可能性」に「頑張る」ということをかけ算することで、初めて人生が動き始めます。合コンの持つ「可能性」について書いてみました。

興奮度★★★★

孫正義LIVE2011 (全編).flv

涙が出て全身がしびれるほどの出会い。

この記事では、「合コンの持つ無限の可能性」について、ぬるく書いてみたいと思います。

孫正義さん、ソフトバンクグループの創業者です。その孫正義さんが就活生に直接語るイベントが『孫正義LIVE2011』です。そして、この動画を見て頭に思い浮かんできたのが「可能性」という言葉です。

孫正義さんは、高校1年生の時、周囲の反対を押し切り単身アメリカに渡ります。アメリカでは校長先生に直接かけ合い、2週間で高校3年分を勉強してしまいます。そのまま大学に入った孫正義さんは、大学で「死ぬほど」勉強したと言います。

大学3年生の時、大きな「出会い」がやってきます。マイクロコンピューターのチップの拡大写真を雑誌で見た孫正義さんは、「ボロボロボロと涙が出て、全身の両手両足の指先がビーーーンとしびれてたまらない」(孫正義,2011)ほど感動したそうです。この時の、たった一枚の写真との出会いがもたらした大きな衝撃と感動が、孫正義さんを「デジタル情報革命」へと導いていきます。

1日5分働き、年収1000万円の大学生。

さて、大学生の孫正義さんは、一日5分間発明をし、一年間で1000万円稼ぐという目標を立てます。そして、自分の発明を形にするために、大学の教授や研究員を孫正義さんが雇います。時給は欲しい額を自由に決められて、時間も自ら申告した分だけもらえるという条件です。なので、「時給1万円で、1週間に50時間働いた」と申告すれば、50万円貰えるということです。

しかし、孫正義さんは一つだけ条件をつけます。それは、「製品が出来上がり、特許が取れたら満額払う」というもの。つまり、もし特許が取れなければ給料は払えないということです。結果は、大学生にして、二つの発明で3億3000万円(当時のお金で)を稼ぎます。

最初はアルバイト2人。一年後の年商30億円。

1981年9月3日、「日本ソフトバンク」を設立します。従業員はアルバイト2名、資本金は1000万円です。創業1ヵ月で1000万円を全て使い切り、そこから1週間電話もなく、お客さんは誰も来なかったと言います。一年後の年商は30億円です。

その後、上場したソフトバンクの時価総額は2700億円になります。そして、世界最大のコンピューター展示会「コムデックス」と、コンピューター業界世界最大の出版社「ジフデービス」の二つを合計3100億円で買収します。インターネットバブルで株価はうなぎ登りに上がっていき、孫正義さんの資産は1週間に1兆円ずつ増えていきます。

1000億円の赤字を4年間。

ネットバブルが崩壊し、1年間でソフトバンクの株式価値は100分の1になります。どん底です。ここで、孫正義さんはブロードバンドインフラ事業へと参入するという勝負に出ます。時価総額2800億円の会社が1000億円の赤字を4年間(合計4000億円)出し続けます。

わずか3時間の間で、家に帰り仮眠を取りまた働く、まさに「血へど吐くような思いでやりました」(孫正義,2011)と言います。結果はこの勝負にも勝ちます。そして、2800億円だった時価総額は2兆円まで復活します。

日本経済史過去最大の現金による買収。

更に、ここから時価総額2兆円のソフトバンクが、2兆円でボーダフォンジャパンを買収します。この買収は現金による買収では日本経済史の中で過去最高額(当時)であり、全世界の経済史の中でも過去二番目の規模の現金による買収(当時)になります。結果は、言わなくても分かりますよね。この勝負にも孫正義さんは勝ちます。

その後も、英半導体大手ARMの買収や10兆円規模のソフトバンクビジョンファンドなど孫正義さんは、今も勝負し続けています。

誰の前にもある「可能性」。

さて、初めに戻ってみます。「可能性」についてです。僕の感じた「可能性」とは、お金を稼げる可能性や、ビジネスで成功する可能性のことではありません。全ての人の目の前には「無限の可能性」があるということです。

想像してみてください。もし高校生の自分が、アメリカに単身渡ることを「本気」で考えていたとしたら、その可能性がゼロの人はいないはずです。一日5分間「本気」で発明をしていたとしたら、3億円稼げていた「可能性」はゼロではありません。一ヵ月で1000万円を使い切り、「本気」で働いていたら、一年間で年商30億円になっていた「可能性」もゼロではありません。

なぜなら、現実にこの全てを実現した人がいるからです。「可能性」は、全ての人の前にあるんです。

孫正義さんのように目標を明確に決めて、バリバリ稼いだり、ビジネスで成功するということが「良い」と言っている訳ではありません。ただ、孫正義さんが大学生にして特許で3億3000万稼いだのと同じくらい、いや、それ以上の「可能性」が誰の目の前にもあるということです。

ひきちぎれるほど頑張る。

ただ、「可能性」の存在を知ると共に、一つだけ忘れてはならないことがあります。それは、「頑張る」ということです。この動画を見れば分かりますが、孫正義さんは、

「ひきちぎれるほど頑張ってみたい」

孫正義,2011

と言っているように、自分の限界まで頑張り、自分の全力を出し切って生きています。学生の時は、死ぬほど勉強し、血へどを吐くような思いで働いてきています。『孫正義LIVE2011』の会場には5000人の就活生がいます。恐らく、優秀な学生さんが多いでしょう。孫正義さんは、「僕より勉強した奴はいない」と自信を持って言えると言います。

皆さんはどうでしょうか。勉強でなくても構いません。スポーツでも趣味でも勉強でも仕事でも合コンでも、自分が夢中になっている何かについて、「自分よりやった奴は絶対いない」と言い切れるほど、頑張ったことはあるでしょうか。

もちろん、人と比べることではありません。ただ、そのくらい「頑張った」と言えるということが凄いことなんです。 

短期的な視点と長期的な視点。

働き方改革、生産性の向上、動画は1.5倍で再生し、ビジネス書は要約だけを10分で読みます。世の中がドンドン効率的になっています。「効率的」ということは、資源や時間という限られたモノをいかにうまく使いこなすか、ということです。「無駄を省く」ということでもあります。つまり、少ない努力でより大きな結果を得ることが「効率的」ということです。

2時間で得られる成果や報酬が、1時間で得られることは素晴らしいことです。週3日しか働かず、給料が2倍になるとしたら「喜び」しかありません。TOEICの点数を100点上げるのに、一日4時間勉強して一年かかるよりは、一日10分の勉強で1ヵ月で100点上げられたほうが効率的です。

短期的な視点ではこれで間違いありません。しかし、長期的な視点では「効率的」であることが必ずしも正しいわけではありません。

「自分探しの努力」と「自分創りの努力」

孫正義さんが、雑誌に掲載された「マイクロコンピューターのチップの写真」を見て、「ボロボロボロと涙が出て、全身の両手両足の指先がビーーーンとしびれてたまらない」(孫正義,2011)ほど感動したのは、きっと「ひきちぎれるほど」頑張っていたらからであり、「死ぬほど」勉強していたからです。

早稲田大学名誉教授である加藤諦三先生『「本当の自分」はどこにいる:自分探しの心理学』(加藤諦三,PHP研究所)によれば、「本当の自分」で生きるためには、「自分探しの努力」と「自分創りの努力」の両方が必要です。

「自分探しの努力」だけでもダメだし、「自分創りの努力」だけでもダメなんです。必死に努力し続けているのに何かうまくいかない… このような人に必要なのが「自分探しの努力」です。「どこかに自分にぴったりの職業があるのでは?」「どこかに理想の人がいるのでは?」「やりたいことさえ見つかればなー」このような人に必要なのは自分探しではなく、「自分創りの努力」です。

孫正義さんが、何も考えず、何も頑張らずに、「夢中になれることないかなー」「やりたいこと見つからないかなー」「儲かる仕事ないかなー」と、ただ漠然と生きていたとしたら、「マイクロコンピューターのチップの写真」を見ても何も感じなかったはずです。

「自分探しの努力」と「自分創りの努力」の両方を「ひきちぎれるほど」していたからこそ、孫正義さんは夢中になって熱く生きることができているんです。

「可能性」×「頑張る」。

「可能性」は誰の目の前にも無限に広がっています。しかし、「可能性」だけでは何も起こりません。つまり、「かけ算」なんです。「可能性」に「頑張る」ということをかけ算することで、初めて人生が動き始めます。そこそこ頑張れば、そこそこの結果が出ます。「ひきちぎれる」ほど頑張れば頑張った分だけ大きな結果がでます。

合コンも同じです。何も考えず、何も頑張らずに、「いい人いないかなー」「うまくいかないかなー」と参加しているだけでは、「可能性」になにもかけ算できていません。つまりゼロです。自分が「頑張る」ことで「合コンの持つ無限の可能性」が力を発揮します。少し恐いけど、合コンに「ひきちぎれるほど頑張って参加する」人が一人でも増えてくれることを願っています。
※ひきちぎれないように気をつけましょう。

本には人生を豊かにする力があり、合コンにも人生を豊かにする力があります。この本と合コンで、皆さまの人生が更に豊かになることを願っています。

【引用・参考文献】
加藤諦三(2011)『「本当の自分」はどこにいる:自分探しの心理学』kindle版(2010年刊行本が底本・2019年ダウンロード),PHP研究所

孫正義LIVE2011

孫正義LIVE2011 (全編).flv

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