共感力。合コンでの最強の武器は歴史が教えてくれます。

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興奮度★★★★

この記事のポイント。

その時代に生きていた人が、どのような状況で、どんな情報、認識、価値観をもっていたのか。そして、どんな目的をもっていたのか。これが、歴史という過去を振り返る時、忘れてはならない視点だと、著者の鳥海(1996)は言います。

僕的に解釈すると、「その時代の人たちに共感する」ということ。自分とは違うけれども理解することができる。「共感」することができれば、物事を複数の視点から見ることができます。

共感してくれる人。共感しようと努力してくれる人。合コンでも職場でも家庭でも、そんな人がモテる気がします。共感力を磨きたい時にオススメの一冊です。

▼本文はここからです。

あることにカチンときた時。

合コンで,相手の言動や行動にカチン…ときた時に読みたい本です。

さて、ずっと棚に眠っていたこの本をふと読んでみようと思ったのは、新聞の記事が引き金です。
そこには、明治時代以降の東アジアの歴史が簡単に書かれていました。

条約改正、日清戦争、日露戦争、二十一ヵ条要求、満州事変…、どれも聞いたことのある言葉です。何となく覚えています。
けど、なぜその事象が起こったのか、そして、その背景にはどんな問題があり、その時代の人たちはどう感じて、どう考えていたのか…。

そして、その事象が、なぜ現在にまで影響を与えているのか、なぜ対立は無くならないのか、恥ずかしながら何もわかりませんでした。

自分の国の歴史も何も分からず、自分の国が抱えている問題の背景や根っこの部分も何も知らず…「これじゃイカン!」とは別に思いませんでしたが、ただ、なんでこんなにもめちゃってるのかな…。
そう感じた時に、この本を手に取りふと読んでみました。

そしたら、
「あーそーいうことか」、
「そりゃそうなるよねー」、
「おこるっしょそれは」、
というように、ストンと歴史の流れを理解できる感じがしました。小さな好奇心って大切なんだなと改めて感じました。

自分の頭で理解する。

その小さな好奇心の力でたまたまこの本を選び、パラパラと読んでみると、これは合コンにも通じることではないかと感じた訳です。
運命の人との出会いも突然ですが、良い本との出会いもやはり突然です。
この本の4ページにこうあります。

歴史を内在的にとらえるためには、まず何よりも、その時代に生きた生身の人間たちが、いかなる状況の中で、どのような情報や認識をもち、どんな価値観に基づいて、何を考え、何を目標に行動したのか、といった事柄を状況に則して理解することが必要不可欠であろう。(鳥海,1996,pp.4-5)

しびれました。
内在的にとらえる、というのが難しいですが、「お仕着せの解釈ではなく、自分の頭で理解せい!」と、ざっくり僕は解釈しました。今の時代から過去を振り返り、あーだこーだというのはそれはそれでありだと思います。

ただ、ここで鳥海先生がおっしゃっているのは、その時代に生きていた人が、どのような状況で、どんな情報、認識、価値観をもっていたのか。そして、どんな目的をもっていたのか。
この視点を忘れてはならない、ということだと思います。

その時代に生きていた人に共感してみる。

僕的に解釈するのであれば、その時代の人たちに共感すること。
この共感するということが、歴史を理解するためには大切なのではないかなと思います。

その当時の人達の視点で見て考えて感じてみる、ということともいえると思います。
その時代の人達の立場、状況、考え、目標、に共感していくことができると、自分とは反対の立場、状況、考え、目標にも共感していくことができるようになりますよね。

共感力が高くなれば、グレーもあることに気づく。

すると、白か黒かで歴史を判断するのではなく、こちらからみれば黒だけど、あっちから見ると白だよね。そんで、下から見ると灰色だよね。
というように、ある事象を多角的にとらえることができるのだと思います。

このことは、合コンにも言えます。
残念ながら、鳥海先生の著書に合コンについて書かれている箇所はありませんでした。
ただ、合コンで出会った相手についても、 どんな状況で、どのような情報、認識、価値観を持ち、何を考え、何を目標に行動したのか、ということを考えてみることが大切なのではないでしょうか。。

「テンション低かったなー」
「話す気ないなら来ないでほしいよねー」

と、まずは自分の視点や考えから見てみる。
次に、相手の視点から見てみる。欲を言えば第三者の視点…からも見てみる。

もしかしたら、緊張していたのかもしれないし、仕事やプライベートで嫌なことがあったのかもしれません。
安易に決めつけず、とにかく一度、相手に共感してみることが大切なのかなと思います。

合コンでお会計が割り勘だった時に、
「せこいなー」
「普通おごるでしょー」
と感じたとしましょう。その感じ方は間違いではないし、悪くありません。けれど、相手の置かれた状況に立ち、相手の認識や考え方で、相手の目標までも考えてみるとどうなるでしょうか。

割り勘が当たり前の世代なのかもしれない…。だとすると、僕も同年代だったら同じ感覚を持っていたかもしれない。
もしかしたら、幹事はおごりたいと考えているのに、メンバーから割り勘圧力があったのかもしれない…。
どうしても叶えたい夢があり、その目標に向かってお金を貯めているのかもしれない…というように、相手の立場に立つと、また違う世界が見えてきますよね。

100人で100通りの視点。全て正しい。

大切なのは、どの見方が正しくて、どの見方が間違っている、というような単純なものではないということです。相手の視点もあれば自分の視点ももちろんあっていいのです。100人いれば100通りの視点があり、どの視点も正しいのだと思います。

自分はこの視点を選んでいる。ただ、他にも視点は無数にあるということを知っている。
そして、他の人の視点に少しずつでも共感出来るように努力する。

自分らしく生きるためにも、周りの人たちと楽しく生きていくためにも、合コンでモテるためにも、このように複数の視点を持つということが大切なのではないでしょうか。

勉強は合コンに通じる。合コンは人生に通じる。

自分の国の歴史に興味を持つ瞬間って、きっと誰にも一生に一回位はある気がします。受験勉強で…学校の授業で…歴史、沢山勉強しましたよね。その中で覚えていることは沢山あるけど、勉強していて「おもしろい!」と思った記憶は僕にはありません。

けれど、今は歴史を勉強することがとても面白いと感じます。
なぜなら、すべてのことが仕事や合コンに活かせるからです。そして、すべてのことが、「どう生きるのか」ということを教えてくれる教科書や先生となるからです。

人生、どこでどう変わるか、何が起こるか、本当にわかりません。歴史について、小さな好奇心が生まれた時に、鳥海先生のこの本はオススメです。

竹中平蔵さんの著書に『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる』(SBクリエイティブ)という本があります。このことからもわかるように、歴史は未来を生きるために役に立つんですよね。
そして、未来だけじゃなく、合コンを楽しむ方法も、歴史は教えてくれます。

【引用・参考文献】
鳥海靖(1996)『日本の近代:国民国家の形成・発展と挫折』放送大学教育振興会

プロフィール
この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
合コンと本とスペアリブが好きです。当サイトを運営しています。

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