合コンは読書感想文と同じだ。優等生の書いた作文なんて、全然面白くない。

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この記事のポイント。

よい文章とは。
①自分にしか書けないことを
②だれにもわかるように書く
このことが大切だと梅田(2001)は言います。

②は技術なので、ポイントは①の「自分にしか書けないこと」になりますよね。自分にしか出来ない生き方をすれば、おのずと自分にしか書けない文章が書けるはずです。

合コンも同じです。何を思い、感じ、考えているのか。自分であること、そして、自分を出していくことが大切な気がします。自分にしかできない「生き方」について考えさせられる一冊です。

▼本文はここからです。

自分らしく生きるためには、自分の頭で考える。

自分らしく生きるためには、自分の頭で考えることが大切です。
考えるために、ことばが必要になります。

では、「考える」とは何ぞや。この本で梅田さんは、
「思い出す(記憶)」「観察する(認知)」「想像する(推理・連想)」
というように、「考える」ということを細分化し、わかりやすく説明していってくれます。

文章を書く。というと、なぜか苦手意識を持っている人は多い気がします。(僕もその一人ですが…。)小学校から中学校を卒業するまでに、沢山の作文を書かされた記憶がありますが、鉛筆が止まらない、という感覚や、書くのが楽しい! と感じたことは一度もなかった気がします。

なので、きっと当たり障りのないつまらない作文を書いていたはずです。あの頃、この本を読んでいたら、少しは面白い作文が書けていたかもしれません。文章を書くのが嫌いな全ての人に読んでみてもらいたい一冊な気がします。この本で、梅田さんは、よい文章をこう定義しています。

よい文章とは。

①自分にしか書けないことを
②だれにもわかるように書く(梅田,2001,p.16)

とても分かりやすいですよね。この定義に触れてみると、文章を書くのが楽しくなると感じるのは僕だけでしょうか。失敗も、駄作も、下手くそな文章も、何も悪くないわけですよね。その文章が、自分にしか書けないことなのであれば、あとは、どうすれば誰にでもわかる文章にすることができるかを練習すればいいだけです。

もし、とても綺麗な文章を書いていたとしても、その文章が自分にしか書けない文章でなかったとしたら、つまり、どこにでもある面白みのない内容であったなら、自分の感性や自分の感じかたを、磨いていき、その自分らしさをいかに文章に出していくのかを練習すればいいわけです。

自分を表現すること。

本の中で梅田さんもおっしゃっていることですが、文章を書く、という行為は、自分を表現する行為なんですよね。だとしたら、本来、文章を書くことは誰にとっても面白い行為なはずです。

それが、きれいな文章や、上手い表現、面白い文章を書こうとしてしまうからつまらなくなってしまう。下手くそでもいいから、まずは表現してみる。それが、とても大切な気がします。

「立派なことを書こうとするな」「偉そうなことをいおうとするな」〔中略〕自分の目で捉えること、自分の感性で捉えること(梅田,2001,p.291)

合コンにも通じる、とても大切な原則だと思います。「正解」はどこにもないんです。自分であること。そして、自分を出すこと。立派な姿や、偉そうな言葉なんかいらないんです。自分という人間は、今何を思い、どう感じて、何を考えているのか。合コンでも文章でも、自分を全力で表現していきましょう。

大人になり、400文字の作文を書いてみる。
新しい世界が広がっていくはずです。

【引用・参考文献】
梅田卓夫(2001)『文章表現 四〇〇字からのレッスン』筑摩書房

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