合コンは効率が悪い。「効率悪いでしかし(やすし師匠風)!」と言いたい時に読む本。

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興奮度★★★

この記事のポイント。

ノーベル賞を受賞された山中先生でも一直線の人生ではありません。無駄も、非効率も、遠回りも、回り道も、その全てに意味があるのだと思います。

全ての出会い、全ての合コンに無駄はありません。そんな気持ちにさせてくれる一冊です。

▼本文はここからです。

直感、読み、大局観を合コンで活かす。

iPS細胞の最前線や人工知能について、これからの日本や世界について、二人の対談形式で進んでいきます。
羽生善治先生によると、棋士は将棋を指す際に、「直感」「読み」「大局観」という三つを使うといいます。

直感

最初に使うのが「直感」。
将棋の世界では一つの局面で平均八十通りの指し手があるが、これまでの経験から「直感」で、二、三手に絞るそうです。

これは、ヤマ勘ではなく、経験や学習の集大成が瞬間的に表れたものであると羽生先生は述べます。
フムフム。「直感」…合コンでも大事ですよね。

読み

次に、使うのが「読み」。
「読み」は論理的な積み重ねの地道な作業で、この「読み」で未来をシミュレーションするといいます。

フムフム。
「この人と付き合ったら…」
「結婚したら…」
合コンでも「読み」は使えそうですね。

ただし、羽生先生は、実戦の十手先はほぼ予測できないといいます。
なるほど。
羽生先生が真剣に「読み」を駆使しても、十手先すら分からない。

ということは、合コンで出会った人との「確実な未来」など予想できないことがわかりますね。

大局観

最後に使うのが「大局観」。
羽生先生によると、具体的な一手ではなく、最初から現在までの流れを総括し、先の戦略を考えることであり、勘とか感性みたいなものだそうです。

なるほど。
合コンのスタートから今までの流れ…。
相手が乗ってきているのかいないのか…。
自分は乗れているのかいないのか…。

もし、「ここは聞き役に徹する」という大局観があれば、聞き役に集中すればいいので、無駄な思考を省くことができる訳ですね。

経験、知識、ロジック、学習、勘、感性…「直感」「読み」「大局観」というのを頭の片隅で意識しながらの合コンも楽しいかもしれません。

その失敗はあなただからこそできた。

また、著書の中で、アメリカの起業家について語られている部分があります。山中先生によると、アメリカでは失敗も経歴として認められる。

ベンチャー企業を立ち上げて失敗したとしたら、
「他人にはできない貴重な体験をした」
とポジティブに捉える考え方をするのがアメリカだと。
これは、とても素敵な考え方だなと思いました。そして、合コンにも通じるなと。

合コンや恋愛や結婚で失敗すること、ありますよね。
空回りしてしまった…。
付き合ってみたら全然うまくいかなかった…。
結婚したら許せない部分が沢山見えてしまった…。

けど、それは、
「あなたにしかできない貴重な体験」
をしたと捉えることができると思います。

なので、沢山失敗していいんです。
沢山傷ついていいんです。

失敗した数だけ、傷ついた数だけ、貴重な体験をしているのですから。状況をポジティブに捉えていきましょう。

効率の悪い合コンも悪くない。

「はたから見たら、僕の人生は無駄ばかり、遠回りで非効率のように見えるかもしれないけれど、そうやってクルクルと回り道をしたからこそ、今の僕があるとも言えます」(山中•羽生,2018,p.198)

ノーベル賞を受賞された山中先生でも一直線の人生ではありません。
無駄も、非効率も、遠回りも、回り道も、全てに意味があるのだと思います。全ての出会い、全ての合コンに無駄はありません。
そんな気持ちにさせてくれる一冊です。

この記事を、合コン図書館ラジオで聞く。

山中伸弥・羽生善治『人間の未来 AIの未来』×合コン。|合コン図書館ラジオ|note
ノーベル賞を受賞された山中伸弥先生でも一直線の人生ではありません。無駄も、非効率も、全ての合コンに無駄はない、そんな気持ちになる一冊です。

【引用・参考文献】
山中伸弥・羽生善治(2018)『人間の未来 AIの未来』講談社

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この記事を書いた人
majima.minoru

これまでに4000件以上の合コンをセッティングし、4000件以上の合コンを見てきました。
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